レースが始まるのはもう少し先になりそうです。
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TAMBA100に向けたトレーニング
エントリーしてからは、ひたすらボリュームを重視してトレーニングを積み重ねました。
| 年月 | 距離 | 獲得標高 |
|---|---|---|
| 2025/1 | 450km | 15,700m |
| 2025/2 | 348km | 16,460m |
| 2025/3 | 411km | 17,772m |
| 2025/4 | 375km | 21,289m |
| 2025/5 | 439km | 28,218m |
特に意識したのは獲得標高。
平日の朝も山に行って、積み重ねました。
朝のランニング⛰️🏃
— Y.Kitai(cyclepot) (@y_cyclepot) May 13, 2025
今朝は急登を求めて山の麓の神社へ。
下りも登りも体幹にくる急登で、やはり丹波向けのトレーニングにいい!😊
昨日整骨院に行って、最近悩まされていた慢性疲労もスッキリなくなってて調子良く、往復3時間かからなかった😊
これならギリ、仕事前のトレーニングになり得るか…w pic.twitter.com/GatvXwD0fr
また、5月に入ってからは暑熱順化も徐々にトレーニングに組み込みました。
本戦は6月6日からなので、天候によっては十分暑くなることが想定されますが、普通にトレーニングを積んでいると5月の気候では暑熱順化が不十分なことが予想されたために、意図的に実施。
やり方はシンプルで、トレッドミルで走る際に扇風機を使わない、もしくは、使っても微風だけ、というもの。
10km、20km走るとめっちゃ汗だくになるので、それを週に1,2回行いました。
試走会
TAMBA100のコースは急登、急な下りばかり。
TAMBA常連の方たちからは、「TAMBA筋」なんて謎の単語がよく発せられます。
(要はTAMBAの急登に対応できる筋肉のこと)
TAMBAのトレーニングは丹波で行うのが一番・・・。
そのため、試走会にも積極的に参加しました。
3/29~ 100mile試走会(全コース)
100mileの全コースを回るというもう何が何だか分からない試走会。
私は前半の86kmほどで離脱するつもりで参加しました。
全コースとかってそもそも誰が先導するのだろう、どういうシフトなのだろう・・・と思っていたら、オーガナイザーであるプロトレイルランナーの中谷さんご本人が、一人で全コースを先導。
TAMBAの試走云々以前に、中谷さんと一緒にトレイル入れるだけでめっちゃありがたい機会じゃん・・・と思いながら、特にポールの使い方をめっちゃ見ながら、過酷なTAMBAの山を堪能しました。
要所要所ではサポートの方がエイドを展開してくれて、ドリンクだけではなく、食事まで提供していただきました。

そんな試走会ですが、結果は、65km地点でギブアップ。
15時間を過ぎた辺りから内臓を中心に具合が悪くなってきて、最後はハムストリングスも攣り出して、まともに進めなくなりました。
なお、中谷さんは走る人がいなくなったら終了と言っていましたが、後半から合流された参加者の方と、そのまま100mileコースを完走されてました・・・。
(大会ならまだしも試走会でフルコース・・・、当たり前だけど化け物や・・・)
4/26~ 100mile試走会(前半コース)
試走会参加2回目。

前半コースのみの試走なので、完走を目標に参加しましたが、結果は1回目と同じく65km地点でギブアップ。
途中リタイアとなった試走会1回目、2回目、そして、終盤潰れてしまった高山寺ラウンドトラバースに共通することとして、何というか、足元から徐々に身体に毒が回ってきて、15時間も経過するとそれが全身に回って動けなくなるような感覚、というものがありました。
もちろんあくまで比喩ですが、その感覚の原因はおそらく体幹の疲弊。
急登につぐ急登、そして急な下りに耐えられるだけの体幹が無いことが原因と推測し、この試走会の後から、日々のトレーニングにプランクを中心とした体幹トレーニングを導入しました。
5/17~ 100mile試走会(後半コース)
試走会参加3回目。
今回は後半コースのみの試走。

本戦(6/6~)までもう日が無いことからも、何としても半分の完走は果たしたいところでした。
結果は、無事完走!
体幹トレーニングを導入したことによって、TAMBAのコースを長時間走れるようになり、完走することが出来ました。
また、1回目、2回目の完走を阻んでいたもう一つの要因に、長時間運動を続けると呼吸を大きく吸うと吐き気がするようになる、というものがありました。
その症状を、試走会に参加されていた、青学でトレーナーをされている萩原さん(@hagiwaramasato_)に相談したところ、呼吸筋のストレッチを教えてくれて、それを実践するとアッサリと克服できました。
さ、さすがプロ・・・。
そんなこともありつつ、半分ですが試走会を完走することが出来、一つ壁を越えられた気がしました。
>> つづき
TAMBAの世界を覗いてみたくなっちゃったそこのあなた!
10km以下のビギナーコースが用意されているシリーズ戦もありますよ!




