Zwiftレースで先頭についていく

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最近、ようやくZwiftのレースで多少なりとも集団についていけるようになったので、もっぱらワークアウトよりレースをやってます。

それほど回数は多くないですが、何度かレースに参加してみて集団についていく目安やコツが分かってきました。

Zwiftレースで集団についていく

レースによってもちろん違いますが、おおよそ以下のパワーウェイトレシオで先頭集団についていける印象です。

スタートダッシュ:4.5~5.5w/kg

巡行:3.5~4.5w/kg

ヒルクライム:4.5~5.5w/kg

スプリント前(※):4.5~6.0w/kg

スプリント(※):9.0~12.0w/kg

※Bクラスまで。Aクラスは参加できたことないので分からない。

スタートダッシュ:4.5~5.5w/kg

おおよそ最初の1~3分ほどです。ひとまずここさえついていければ、巡行の出力に落ち着きます。

私は、しっかりとウォーミングアップをしてレースに臨めば、なんとかついていくことが出来るようになりました。

ワークアウトに置き換えて考えれば当然のことなんですが、ウォーミングアップなしでいきなり5倍キープは無謀もいいところですので、面倒くさがらずにしっかりアップすることが重要ですね。

(ついでにアイテム、ドラフティングブーストも取っておく・・・)

巡行:3.5~4.5w/kg

巡行で出す必要のある出力は、集団の状況によって結構変わります。

ただついていくだけであれば、4倍未満でもついていけたりもするのですが、集団の人数が多い場合は中切れの危険性があります。

そのため、先頭集団に残りたい場合は、出来るだけ前の方にいた方が安全ですが、そのためには少し高め(4.0~4.5w/kg)の出力を維持する必要があり、体力を余計に消耗してしまいます。

自分の足の具合に加えて、あくまで先頭に拘るのか、クラス内での先頭を狙うのかなどを加味して、位置取りをするといいと思いますが、、、とはいえ、なかなか前の方をキープするのはしんどいですね。。。

出力は抑えられるけど、中切れやアタックに対応できない位置取り
出力高めにしないと位置取れないが、中切れに巻き込まれることもなく、アタックにも対応できる位置取り

ヒルクライム:4.5~5.5w/kg

「集団についていく」という意味では一番辛い区間。

ドラフティング効果が少なくなるため、前を引いている人に近しい出力を維持しなければ千切れてしまいます。

この区間で5倍前後をキープできる実力があれば、Aクラスでもきっと勝負になるのでしょう。

[2021/4/29追記]
Aクラスで勝負しようと思ったら、登り区間は5倍程度じゃお話になりません・・・。
勝負できたことはないですが、最低でも6~7倍は必要です。

スプリント前、スプリント:4.5~6.0w/kg、9.0~12.0w/kg

この辺りになってくると展開によってかなり流動的ですね。

私は最後までついていけたんだったら、せっかくだからスプリントしたいので(ロングスパートよりスプリントの方がまだ勝機があるので)、なけなしの足でなんとかその展開に持っていくように試みます。

(現実には、ロングスパートされたら、チェックしきれずに千切れることがほとんどですが)

レースのトレーニング効果

私は、パワーウェイトレシオ3.6w/kg(FTP200w、体重55kg)なのですが、

集団についていくには、レースを通じておおよそ4.2~4.5w/kg(230~250w)くらい必要です。

20kmを超えるレースだとどうにもなりませんが、レース時間が短めの15kmほどのレースであれば、なんとか4.2w/kg(230w)は維持できることがあります。

FTPに換算すると219wになるのですが、FTPテストでそこまでの出力は出せません。。。

ワークアウトもFTPテストも、きっと追い込みが足りないのでしょう。

逆にレースだと、意地で多少は出力をあげ、追い込むことができるのでしょう。。

闇雲に追い込めばいいというわけではありませんが、トレーニングとしてもZwiftレースの参加はおすすめです。

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