前回>>ブログ投稿: 【初めてのトライアスロン大会】3. 緊張のスタート前
初めて挑戦したトライアスロン大会、『第32回ジャパンショートトライアスロン赤穂大会』。
(主に自分のせいで)トラブルに見舞われながらもなんとか挑み続けた大会レポートです。
4つ目の今回は、スイムスタートからスイムの途中まで( ゚Д゚)
スイムスタート
号砲が鳴り、競技が開始されました。
号砲が鳴った瞬間、みんな一斉に泳ぎ始めましたが、私は一瞬だけキョトンとしました。
運動会などでよくある「パァン!」というスターターの乾いた音が鳴り響いたわけですが、あまりにもここ十何年の自分の生活で関わりが無さ過ぎて、
「お、なんか鳴った」と感じただけで、
スタートの合図と認識するのに一瞬だけ時間を要してしまいましたw
一瞬だけ出遅れましたが、フローティングスタートのスイムなので大して影響があるわけでもなく、問題なく競技をスタートします。
私の位置していたスタート地点は真ん中の前方、泳ぎ始めて即バトルが開始となりました( ゚Д゚)
右から左からと人がガンガンぶつかってくるし、足にはクロールで水をキャッチしようとした手が次々かぶさってきます。
そして中には私の腰の上くらいを乗り越えていく人も。(どうやったらそういう挙動になる!?)
当然そのような状況では、プールで練習していたみたいにフォームを意識する余裕など全くなく、ドリル(手)とキック(足)のタイミングもバラバラで安定しません。
事前にネットで調べて知っていたトライアスロンのスイムにあるというバトル。
大してスイムが早くもないのに真っただ中に位置してしまい、巻き込まれてしまったわけですが、その時の私の心情はというと・・・、
何これ、上がるーーー(≧▽≦)
でしたw
もちろん私の泳力ではスイム自体が過酷なので、バトルなんてとんでもないわけですが、なんというか、トライアスロンをやってる感と、バトルの中でいかに泳いでいくかという競技の面白味に、テンションが上がります(*´ω`*)
こういうポールを曲がるとことかやばいっす( *´艸`)
少し泳いでいくと、やはり個々の泳力に差があるため、徐々に人がまばらになっていきます。
スイムでもドラフティング効果はあるので、自分より少し速いくらいの人に上手くついていこうと試みるのですが、これがなかなか難しく、何度もトライしてみるものの、全然上手くいきません。
真後ろや腰の横などに付けようとしてみるも、良い感覚を保てず、近寄り過ぎてしまったり離れすぎてしまったり。
スイムのドラフティングも、効果的に利用するには練習が必要なようですね(;’∀’)
なお、まばらになってからもぶつかってくる人や後ろから足に何度も手をかけてくる人は、引き続きいて、私もたまにぶつかります。
意図せずちょこっとぶつかったりするのは全然仕方ないと思うのですが、明らかに人のラインに強引にかぶさってきたり、横からならまだしも後ろから何度も足に手をかけてくるのはどうかと思ってしまいますね。
最初のバトルは楽しかったのですが、まばらになっても執拗に来られるのはイラっとします(´_ゝ`)
トライアスロンのスイムはそういうものなのであればそれまでですが、トップ争いをしているわけでもないのにそのような泳ぎ方をする人ととはちょっと関わりたくないので、イラっとしながらもなるべく早く離れるよう心がけました。
また、これも事前に知識として知っていましたが、中には周囲を確認することなく急に平泳ぎを始める人もいました。
もちろん苦しいからやっているのだろうことは分かりますが、クロールと違い平泳ぎは左右に大きく足を開くため、後続の泳者に対して非常に危険です。
平泳ぎの足がアゴにクリーンヒットし、そのまま脳震盪となる・・・ということもあり得るという話を聞いたことがあるため、そういう人からは特に距離を取るようにしました。
知識がなかったとしても少し考えれば分かるだろうに・・・(-_-;)
岐路へ
この大会のスイムコースは、公園内の死んだ水の池ということ以外にも、少し特徴があります。
橋をくぐって、小島を1周半してから、また橋をくぐってスタート地点へと戻るという1.5kmのコースとなっています。
この小島に近づくにつれ、藻が増えてきます。
驚きの透明度のため、もちろん藻は一切見えません。
それでも分かるということはつまり・・・、
手に藻が絡みまくり( ;∀;)
ってことです。
そしてたまに、顔&ゴーグルにも絡んできます( ;∀;)
死んだ水の池の藻・・・、考えるだけで関わりたくないですねw
嫌なことは嫌ですが競技中であるため、藻にひるまず、島の周囲に張っているコースロープに沿って泳いでいくと、突如クロールする手が固いものと衝突します。
まさかの池の底のコンクリートです(-_-;)
小島の周囲は水深が非常に浅いため、クロールする手が底に届いてしまうようです・・・。
もちろん驚きの透明度のため、手が届く位置にある底も、目で見て認識することは出来ませんw
仕方が無いので、少し大回りする形で小島には寄り過ぎないようにしつつ、どうしても手が底に届いてしまうところは、クロールする手をかなり体に寄せた変則的なフォームで対応して進みます。
程なくして、小島を半周泳ぎ切りました。
もう1周・・・と思っていると、周囲の人たちはみんなゴールへと真っすぐ向かっていきます。
え?もう1周は・・・?(;・∀・)
私には既に1周半した記憶は全くありません。
小島1周500mほどなので、私の泳力ではトップの人にラップ(周回遅れに)されうるというのは推測できます。
ただ、あまりにもゴールに向かっている人が多く、この人たち全てにラップされているとは思い難いです。
立ち泳ぎで止まって時計を見てみると21分ほど。
このままゴールに向かったら、スイムのタイムは30分を余裕で切ってしまう(;・∀・)
泳ぎやすい波のない池、ウェットスーツを着ているとはいえ、普段プールで35分ほどかかっている私にとってはあまりに早すぎるタイムです。
ど、どうしよう・・・(;・∀・)