第41回全日本トライアスロン皆生大会のレポートその4、ランです。
>> その3はこちら。
序盤
バイクを終えてランパートに入ります。
実はここまで、オンスケで来ています。
7/12に妻に送っていたLINEが以下の通り。
バイクフィニッシュが13:19:54なので、驚異の誤差6秒です( ̄▽ ̄)
さて、ランの入り、最初の1kmのラップは・・・、
4:47
おぉ、これはアカンやつや・・・。
トランジション直後は感覚がおかしくなっているので分かっていても飛ばしすぎてしまうのですが、それでもキロ5分弱しか出ていない・・・。
案の定、2kmラップ5:25、3kmラップ5:42とみるみる落ちていきます。
ちょうど沿道で妻、娘が待ち構えていたので、とすれ違う際に、
「20分以上は遅れるぅーー」
と伝えます(;´∀`)
というか、ペース云々以前に・・・、
あっっっっつい!!!(;゚Д゚)
これはマジでやばい気温!
完全に屋外で運動したらアカンやつや(;´Д`)
脚云々関係なしに、暑さでペースが落ちる、というか、暑すぎてこれ以上強度上げたらぶっ倒れてしまうという感覚です。
最初のエイドで氷水をちょっとかけてもらうも、そこまで大きくは効果ある感じがしません・・・。
その1で書きましたが、大会当日の米子市の天気は快晴、最高気温は37度!
米子市7月の最高気温、観測史上10位にランクイン!w
そして、5kmと走らないうちに、軽い寒気を感じます。
普段、ロングライドなどで大幅に消耗したときに、代謝が落ちてライド後に軽い寒気を感じることがあるのですが、それとはちょっと違う感触です。
これは事前に父から聞かされていた、熱中症の症状の予兆だなと察して、最初のエイドでは靴が濡れるのが嫌で少しだけやってもらってた掛水を、頭から全身ガッツリやってもらうことに。
すると、全然爽快感が違う!!!w
これは生き返りますね。
あわせて、持っていたお風呂の排水口ネットに氷を入れてもらい、氷を持って走ります。
これがどちらも効果てきめん。
エイドで掛水をしてもらい体を冷やす、エイド間は手持ちの氷でしのぐ、を繰り返すことで走り続けられます。
事前にJETTのメンバーが、「皆生はエイド間を渡り歩くサバイバルだ」と言っていた意味が、身に染みて分かりました(;´∀`)
中盤
氷を入れて命をつないでいた排水口ネット、以下のようなものを使っていたのですが・・・、
使い捨てるものなのでそれほど耐久性はなく、破れてしまいました・・・(;´Д`)
これでひたすら掛水でしのぐのみとなってしまいました。
なお、私は写真撮られていることには全く気付かずw
ソフトフラスクのジェルがだいぶなくなってきたので、そこにエイドで氷水を入れてバックポケットに入れて背中を少し冷やしたり、途中で飲んで直接身体を中から冷やしたりしながら、とにかく体をできる限り冷やしながら進みます。
それでも、次のエイドにたどり着く前にぬるくなり、飲んでも体が冷えないものへとなってしまいます・・・。
すべてのエイドで必ず止まり、全身掛水をしてもらい、ドリンクを1,2杯一気に飲んで体を冷やして水分補給し、氷水をソフトフラスクに補充します。
ドリンクはランに入ってからはコーラ中心。
とにかくうめぇ!!!(; ̄▽ ̄)
それでも折り返し地点に着くころには、キロ6分が見え始め、ペースは落ちる一方です。
折り返し地点でスペシャルドリンクを受け取ります。
アミノサウルスと、マルチカーボジェル入りソフトフラスク!
これが欲しかった・・・!
これでソフトフラスク2本体制、ちょっと塩分が足りてない感もあったので、塩分濃度かなり高めに作ったマルチカーボジェルで糖質、マグネシウム、塩分を補給しつつ、空になった方のソフトフラスクで水分を持ち運べる盤石の体制にw
アミノサウルスは速攻で摂取して、復路を進みます。
折り返し前後から、前を行くJETTのメンバーの一人に追いついていて、結構長いことその人と前を行ったり行かれたりします。
お互い這う這うの体でエイドにたどり着き、エイドで軽く声をかけつつ、各々のペースを維持できるよう頑張ります。
その方には、後ろから追いついて一度は前に出たものの、抜き返された後はついて行こうにもジリジリと離され、最終的には地力の差を見せつけられ千切られる形となりました。
ただ、さらに最終的に、あちらはミスコースして、ゴールは私の方が先だったという・・・w
ゴール後に探していたらなぜか遅れてゴールして来たので超イリュージョンでした( *´艸`)
他のJETTメンバーも出場している大会に出るのは今回が初めての経験!
バイクの時もですが、ランの時はすれ違う時により声をかけやすいので、元気貰えますね!
約一名、超絶早い段階ですれ違って、異次元過ぎてウケましたがw
そんなに調子よくないようなことを言ってた気がしますが・・・、総合2位てw
終盤
終盤に入り、ペースはさらに落ちてキロ6分台が中心になります。
ペースを上げよう・・・!としても、やはり一定の強度以上を出そうとするとフラフラ、クラクラしてしまい、身の危険を感じてしまうため、クラクラしない範囲で一定以内の努力量でひた走ります。
ただ、夕方が近づいてくると気温もいくらか下がり、徐々にエイドでの掛水は減らすことが出来てきました。
というか、疲労で代謝が落ちてきているのもあって、掛水やりすぎるとちょっと寒いくらいです。
まぁ、既に暑さではなく疲労困憊で、最早ペースは上げられず、キロ6分30秒とかに落ちてきます・・・。
ゴール
ゴールが近づいてくると、意識するのはやはり前後に人がいないか・・・!w
私にとって、今大会は初めてのロング!
ロングの醍醐味の一つであり、今回大きな目的の一つとしている同伴ゴールを決めなければ・・・!(; ̄ー ̄)
2019年に出場した倉敷国際トライアスロン大会では、他の人がしていたのに自分はできなかったと、娘にとても悲しい思いをさせてしまっていました。
(ショートだし別にいらんでしょと思ってた)
本当は2020年にエントリーしていた五島長崎国際トライアスロン大会(バラモンキング)でそのリベンジの同伴ゴールをするつもりでしたが、コロナ渦で流れてしまい、実に4年越しとなるトライアスロン大会での娘との同伴ゴールです。
まぁ、同伴ゴール自体は、さくらおろちトレイルランニング大会に一緒に出てゴールしてたり、那岐ピークス(これもトレラン)でゴール前に合流してゴールしてたりと、今年始めたトレラン大会で先に2回やっちゃってるんですけどね。
ゴールのある競技場に入る前から前後を何度も確認するも、どう見ても完璧な状況です!w
競技場に入り、娘と合流し、ゴールテープを掲げるのと切るのどちらがいいか確認したうえで、
二人そろって満面の笑みでゴールテープを切りました!(*´▽`*)
チームメンバーが撮ってくれたYouTube配信のスクショを見る限り、完璧なゴールですw
写真の販売は7/31からなのでまだないですが、是が非でも購入したいところ(*´▽`*)
リザルト
ランタイム:4:26:02(117位)
ゴールタイム:10:40:56
総合96位
40-44男子20位
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