使い始めてまだ半月ほどですが、ELITE TURNOの感想を。
ちなみに導入早々計測した私のFTPは175wです。速い人の参考にはならないかもしれません。。。
逆にそんなに速くないけどどうしようか・・・と思っている人の参考にはなるかもしれません。
2ヶ月後の感想はこちら>> [続]ELITE TURNOの使用感
外観・サイズ
購入前に一度実物を目にはしていましたが、やはり自宅で見てみると大きいなというのが最初の印象です。
普段部屋では壁際に寄せており、使用時に2メートルほど移動させていますが、一応持ち手があるのでまぁ何とか移動できています。
そもそも外に持ち運ぶようなものではないかもしれませんが、、、車で持ち運ぼうと思ったら、折り畳みもほぼ出来ないし、箱にしまうのも面倒ですし、そのまま積む形になるかと思います。
初期設定
箱から出して、少し組み立てを行い、スプロケット付けたら完了。5~10分ほどで終わります。
内蔵しているmisuro B+センサーは初期設定が完了している状態なので(内蔵なのでそりゃそうだが)、漕ぎ出せば自動で電源が入り、すぐパワーとケイデンスを受信できます。
私はANT+は持っていなかったため、Bluetoothを使用しています。iOS版のMobile Link(Zwift)を使用するにあたり、てっきり事前にペアリングが必要だと思い、やり方が分からずわざわざmisuro B+センサーを取り出して四苦八苦しました。。。
実際にはそんな必要はなく、iOS版のMobile Link(Zwift)であれば、設定何もしなくても漕げば認識します。
なお、間違ってmisuro B+の設定ボタンを押して分からなくなってしまった場合、TURNOの設定はボタン押下後に15回点滅が正解ですので、そうなるまで繰り返しボタンを押してください。
自転車の取り付け取り外し
時間にして1~2分程度ではありますが、思いのほか面倒です。まぁこれはTURNOに限ったことではなく、ダイレクトドライブ式共通でしょう。
ローラー用の自転車がある人が羨ましいです。。。
走行感(負荷)
インナーローで漕ぎ出しても問題ないくらい負荷は有ります。
私は自転車の方にパワーメーターを付けてないので感覚でしかないですが、普段実走での50T-16Tと同等の負荷は、TURNOで50T-25Tくらいでしょうか。
他のトレーナーを使ったことがないので比較はできませんが、少なくとも漕いでて負荷のかかり方に違和感を感じることはありません。(非力なので気にしないという話も・・・)
実走感
これも比較ですらないただの主観ですが、負荷のかかり方は良いものの、思ってたより実走感はないです。まぁ固定されてますからね。
実走と違ってバランス取る必要もないため、上体が楽です。休むダンシングは明らかに実走より楽で、よりパワーを維持したまま休めます。
また、固定されているため、横だけではなく前後の動きも当然ありません。初めて使用した時は、その点に一番違和感を感じました。
ペダリングとして良いのか悪いのか分かりませんが、私は力を入れて漕いだタイミングで若干体が前後しており(自覚はなかった)、実走ではその前後動を自然に吸収していたようですが、トレーナー使用時は前後動のフィードバックがもろに返ってきます。
慣れれば前後動も少なくなり、ローラー上で違和感を感じることは少なくなるのですが、やはりよく言われているように、ローラーばかりで実走をおろそかにすると、FTPは向上したとしても速くは走れなくなるおそれがあるよう思われます。
音
ローラー自体の音はほとんど気にならず、静かです。
家族の話では、漕いでいる際は低音が聞こえるが、(家族が出している音なこともあり)それほど気にならないとのこと(スプリントは別)。
それよりもギアチェンジや、足を止めた際のラチェット音の方がうるさいそうな。
そういう意味では、負荷連動式にするか悩んでいる方は、負荷連動式にすると必然的にギアチェンジ回数が増えると思いますので、その音は考慮に入れておいた方がいいかもしれません。(モデルによっては夜は連動OFF等で対応できるかもしれませんが)
お手軽感
これが一番大きな誤算、結構面倒です。
私が色々な事の準備が下手・・・というのもありますが、購入前にイメージしていた
「5分ほどでササっと用意してすぐ乗れる♪」
なんてことはなかったです。(そもそもその見積もりが誤っている)
ちなみに、私がローラー前に用意していることは以下の通り。
- サイクルウェアに着替え
- サイクルボトルの用意
- 音楽の用意(イヤホン&スマホ)
- TURNOを使用場所に移動し、自転車取り付け
- ステムからトップチューブまでタオルで覆う
- Zwift用にスマホとPCを設置
- 扇風機を設置
なんやかんやでイベント10分前に用意始めたら間に合いません・・・。アップも考えたら20分前には用意した方が良さそうです。
パワー計測
[2018/2/5追記]
TURNOはパワーセンサーは内蔵されておらず、アルゴリズムによるパワー計測です。
一ヶ月ほどSSTやクリスクロスを始めとしたインターバルトレーニングを行った感想としては、初級者・中級者がパワートレーニングを行うには十分な精度を持っていると思います。(上級者がトレーナーに求める要件は類推できないので不明)
ダイレクトドライブ式のローラーを選ぶ際には、パワーメーター内蔵に拘るよりは、負荷連動にお金をかけるかどうかで考えた方がよいと思います。
まとめ
全体的にローラー単体では思ってたより面白くはないですね。当たり前ですがw
修行ですし、苦行です。
が、これにZwiftが加わると、修行ではなく楽しいアクティビティに早変わりします。
逆に言えば、Zwiftなしで昔からローラー乗ってた人はすごいな・・・。私はローラー単体ではとてもじゃないが続けられる気がしないです。。。
2ヶ月後の感想はこちら>> [続]ELITE TURNOの使用感