悩むことおよそ2日、私にしては割と即決で購入したタフネスGPSアウトドアウォッチ、Garmin Instinct。
使い始めてわずか数日ですが、そのファーストインプレッションです。
製品概要
最も過酷な環境に耐えうるタフネスGPSアウトドアウォッチ
・アメリカ国防総省MIL規格「MIL-STD-810G」準拠の高い耐熱性・耐衝撃性および耐水性を実現。
Instinct Tundra | アウトドア | 製品 | Garmin
・3軸電子コンパスと気圧高度計を内蔵。更に複数の衛星測位システム（GPS、GLONASS、みちびき、Galileo）に対応しており、GPSのみの場合と比べて電波の受信しにくい環境でも測位を可能とします。
・日々の心拍数、アクティビティ、ストレスをモニタリング。
・互換のスマートフォンとペアリングすれば、内蔵されたスポーツアプリでのアクティビティの終了後、GarminConnectオンラインフィットネスコミュニティへ自動的にアップロードすることもできます。
・TracBack機能を使って、同じルートでスタート地点に戻れるようにナビゲート。Garmin Exploreウェブサイトとアプリを利用して事前にトリップルートを計画。
・バッテリー寿命：スマートウォッチモードで最長14日、GPSモードで最長14時間、UltraTracモード（設定により異なります）で最長35時間。
Garmin Instinctの最大の魅力は高い耐熱性・耐衝撃性および耐水性でしょう。
私はスイム、バイク、ランで共通して使用でき、心拍も計測できるGPSウォッチを探していましたので、この製品コンセプトは非常にマッチするものでした(*´▽｀*)
惜しむらくはVO2Max計測が出来ない、ワークアウトモードにトライアスロンがない（通しで測れないため、トラジションのタイミングでワークアウトを切り替える必要がある）点。
がしかし、その欠点を補って余りある、3万円というコストパフォーマス抜群の価格( ﾟДﾟ)
購入に至るには十二分でした(‘ω’)
>>ブログ投稿: 【心拍計】スマートウォッチ選び【GPSロガー】
デザイン
★★★★☆
実際に手に取ってみた印象としては、質感がやや安っぽい印象を受けました。
また、全体的にマットな質感なんですが、ベゼルの文字だけやや光沢があり、「GPS」や「SET」など、光の当たり方次第では若干見にくい印象です。
まぁこの辺りの文字を見るのは最初のうちだけではありますが、どうせなら文字もマットにしてもよかったんじゃないかなーと思いました。
とはいえ、素材の質感はその耐久性に直結している、と思えば満足のいくものでもあります(*´з`)
サイズ感
★★★★☆
私は身長169cm、56kgと痩せ型、中でも腕は特に細くて、身長155cmの妻と同じくらいの太さです。
そのため、ゴツい時計をするとどうしても腕に対してアンバランスになってしまいます。
Garmin Instinctもその点に変わりはないだろうと半ば割り切って購入したものの、そんなにアンバランスにはなりませんでした。（・・・と思っているｗ）
この辺は試着をせずにAmazonでポチることの怖さですが、いい意味で裏切られました(*´з`)
男女兼用モデルのようですし、この辺りは安心して購入できますね。
基本機能
★★★★★
ここからはGarmin Connectアプリの画面を織り交ぜて。
もちろん時計だけでも各種情報を確認できるのですが、やはりアプリと連携しないと始まりません。
Garmin Instinctとアプリを連携すると様々な情報が連携されます。
心拍数や歩数といった基本的な情報から、睡眠モニターによるモニタリング結果も連携されます。
私は随分眠りが浅い気がします、他の方はどうなんでしょう(^^;)
また、ストレスモニターなるものもあります。
この日は仕事してましたが・・・、ずいぶんリラックスして仕事をしているようですねｗ
心拍数もしっかりモニタリングできています。
目覚ましマークは起きた時間、自転車マークはワークアウトを記録していた時間です。
その他、消費カロリー（基礎代謝、運動）なども表示してくれて、カロリーコントロール、レコーディングダイエットなどでも使いやすそうです(*´ω｀*)
サイクリング
★★★★☆
早速実走で使用してみました。
・・・が、漕げども漕げども心拍が130以上上がらない( ﾟДﾟ)
ヒルクライムで息も絶え絶えになりながら追い込んでも上がらない・・・。
結局心拍が全然上がらないまま、会社に着いてしまいました。
これはどうしたもんだと思っていると、付け方が悪かったのか、使い始めで調子が悪かったのか、帰りは何の問題もなくしっかり心拍が上がり、最大心拍数は178bpmまで記録されてました。
実はZwiftで使った際も、1回目は心拍が上がらず、2回目は問題なく上がっていましたので、最初だけなのか、装着の仕方によってうまく計れないことがあるのか、センサー自体は問題なく動いているようですので、この辺りは使用者側の使い込みようですかね。
アクティビティのアプリ連携、アプリからStravaへの連携は問題なく行え、元々Garminのサイコン等持ってなかった私には色々新鮮、やはり記録できるっていいですね(*´з`)
ちゃんと記録した情報を有効活用できるかは別として・・・ｗ
気温センサーもついているので、測れます・・・、が、口コミにもありましたが、気温は全く当てにならないと思っていた方がいいでしょう。
現にこの日は真冬、気温も5℃以下でしたので、かなり体温に引きずられてズレています。
個人的には、どうせズレるなら気温センサーなんていらなくて、どちらかというと体温センサーの方が欲しかったですが、それはそれで腕に装着する時計では難しいのかもしれませんね。
真ん中の高くなっている部分は、ヒルクライムで追い込んでいた時間です(*´ω｀*)
体温にしちゃ低すぎるし・・・。
心拍数ゾーンも確認出来ます。（Stravaの課金がいらないね）
Zwift
★★★☆☆
Garmin Instinctを心拍転送モードにすると、ANT+を介してしっかりばっちり連携してくれます(*´ω｀*)
なお、心拍転送モードの通信規格にBluetoothはないので、おそらくBluetooth接続環境しかない場合はダメですね。
ただ、Garmin Instinctのワークアウトメニューに「室内バイク」があるので、そちらで別途記録することはできます。
ただし、あくまで「別途記録することが出来る」だけです。
Zwiftの記録とGarmin Instinctの記録、それぞれStrava連携してStrava上でマージしてくれればいいのですが、そんな機能はStravaさんにはなさそうです。
追い込むとしっかり連動して心拍が上がっていきます。
この日の最大心拍数は172bpm。私は年齢から計算すると183bpmくらいなので、まだ追い込める・・・ということですかね(;’∀’)
ちなみに、なんでもないところで少し上がったりしている箇所（例えば真ん中あたりの1セット目のレスト終盤）は、ドリンクを飲んでいた時です。
ドリンクを飲むなどすると、一時的に心拍が少し上がりますので、その辺りもしっかりとセンサーは拾ってくれています(´_ゝ｀)
ランニング
★★★★☆
ランニングでも使用してみました。
リアルタイムに現在のキロペースを表示してくれて、1kmごとに「ピピッ」とアラーム音が鳴り直近の1kmの所要時間を表示してくれます。
また、バックライトセンサーも優秀で、走っている間はバックライトは消えているのですが、時計を見る動作をすると、パッと点灯してくれて視認性も良好です。
例のごとく気温は当てになりません。
自転車で計測した時よりはマシかな・・・という程度です。
筋トレ
Garmin Instinctのワークアウトメニューに「筋トレ」なるものがあったのでやってみました。
セットごとにボタンを押して、回数をカウント(!?)してくれるようです。（レストは自動で判定してくれる）
カウントといっても、動きの少ないプッシュアップじゃ無理っしょ・・・って思ってたら、ちゃんとカウントしてくれました( ﾟДﾟ)
そしてアプリに連携して更に驚きが。
私「プッシュアップをする」なんて登録していないのに、「プッシュアップ」として記録されている( ﾟДﾟ)
自動で筋トレのタイプを判定してくれるようですね・・・、これはどこまで判別してくれるか色々試してみたくなりますねｗ
筋トレのタイプには、ジムでマシンを使って行うようなメニューも大量に登録されてましたので、ジム通いされてる人にも非常にお勧め出来る面白い機能でした( ﾟДﾟ)
ただ、Strava連携していると、「夜のアクティビティ」として心拍だけが連携されるようなので、ちょっとアレですね・・・(;’∀’)
まとめ
Garmin Instinct、ファーストインプレッションは大満足でした(*´з`)
もちろん不満点がないわけではありませんが、なんせ3万円でこの品質、多機能ですからね(*´з`)
今回紹介した機能も、とりあえず私が主に気になっていた機能をピックアップして使っただけで、まだまだ使っていない機能が搭載されています。（GPSナビやスマートフォンの通知連動、各種ワークアウト等々）
ハートレートセンサーやスマートウォッチを持っていない人には、超オススメの一品です。
なお、現在(2019/1)の最安はAmazonとなっています。
ポイント込みで考えれば楽天で若干安く（数百円）販売しているのもありますが、出品者がGarminではなく各販売店であることを考えれば、Amazonの方がトラブルがあった際のサポート対応が私は安心できるかなーということでAmazonから購入しました。
コスパ最高な一品ですので、良かったらご購入下さい(‘ω’)
