伊勢志摩・里海トライアスロン大会のレースレポート第三弾です。
今回はバイクとT2。
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1周目
乗車ラインをしっかりと越えてから、バイクに飛び乗ってスタートです。
シューズはビンディングペダルに付けているため、最初は履かずにシューズを踏む形でしばらくペダリングを行い、加速していきます。
スイムで大きく出遅れていたり、トランジションで少しロスしてしまっているので、気が急いてなかなかシューズを履く気になれず、結構な距離をそのまま走りました・・・w
1kmくらい走行した後でしょうか、走りながらようやく靴を履きました。
気が急いているのに加えて、前を走る選手が多くいるので円滑に追い抜くためにも、自然とパワー高めに、オーバーペース気味に踏んでしまいます。

1周目を終えて平均出力は200wオーバー。
大会時の体重は56kgくらいなので、3.5w/kgちょい。
FTPが226w(4.0w/kg)なので、もうちょっと出力を上げたいところですが、実走だと大体40km190w台しかキープできないので、これでも私にとってはちょっとオーバーペースです。

1周を終えた段階でなかなかの疲労感なので、ペース落とさなきゃ・・・というところですが、いずれにせよ疲労で勝手に出力落ちていくので、特に意識せずに進んでいきます。
2周目・3周目
1周目から気にはなっていましたが、2周目・3周目になるとよりコース上の選手の多さが気になってきます。
前日に直撃した台風15号の影響でバイクコースが13.5km3周回から、10km4周回に変更になった影響もあり、必然的に選手密度が当初予定より上がっています。
スイムで出遅れたこともあって、周囲のほとんどの選手より私の方が速かったため、追い抜きをしている、または、次の追い抜きを考慮しているという状況が続き、トライアスロンでやるべき一定ペースで淡々とというのが難しく、気の抜けない状況が断続的に続きます。
タイミングが悪いと追い抜きラインが埋まってて、前が空くのを待つ必要があり、それはそれでストレスになります。
20秒以上ドラフティングゾーンに入るドラフティングペナルティも、これは取るどころじゃないだろうなぁという印象です。

私が見たときはペナルティボックスに番号が一つも書かれていませんでしたが・・・、取られた選手はいたのだろうか。

そんな状況なのでパワーメーターはあまり見れていませんでしたが、2周目3周目は案の定しっかりと出力が落ちておりw、アベレージも徐々に下がり、3周目が終わるころには200wを下回っていました。

疲労感もかなりあり、これはランに足残ってないのだろうなぁ・・・と感じつつも、かといってバイクを遅く終えても仕方がないので、意図的には落とさずに、成り行きに任せます。

逆にここでもうちょっと無理してでも上げてたらどうだったかなーとかも後になって思います。
まぁ、完全に足が終わってたとは思いますがw
4周目
4周目の折り返しを過ぎて、ようやくここでMag-onのジェルを補給します。
本当はバイク開始直後にアミノショット、バイク終了5分前にMag-onのジェルの予定だったのですが、アミノショット取り損ねています\(^o^)/
忘れていたのではなく、1周目は気が急いて追い抜きに夢中、2,3周目は人が多くて追い抜きに気を張り続けていて余裕なし、と、分かってはいたものの補給できずに(せずに)いました。
Mag-onのジェルを補給後は意図的に少しペースを落として、ランに向けて少し足を回復させます。
そのまま4周目を終え、降車ラインへと向かいます。
降車ライン手前で減速して自転車から飛び降り、そのまま走ってトランジションに向かいます。
T2
トランジションポイントで、バイクをラックにかけて、ヘルメットを外して置き、座って靴下をはいて靴を履いて(もちろんなるはやで!)、ランキャップを持って走り出します。
事前の練習で裸足で走ったところ、右足も左足も5kmとかからずに擦れで皮がむけてしまったため、10kmはもたないと判断して今回はタイムロスを承知で靴下をはくことにしました。
そのくせ、ランシューの靴紐は、以下の結ばないタイプに換装しているのですがw
vol.4 につづきます
使用道具
バイク:COLNAGO Mondo
コンポーネント:SHIMANO Tiagra
ホイール:FULCRUM Racing 3
タイヤ:Continental GP5000
DHバー:PROFILE DESIGN HYPERSONIC/ERGO/50A
サドル:SPECIALIZED SITERO
サイコン:Magene C406
パワーメーター:Magene P325 CS
ボトル:PROFILE DESIGN アクアライト
バイクの総重量:9.4kg(サイコン、ボトル込み)