第41回全日本トライアスロン皆生大会のレポートその5、ゴール後と感想などです。
>> その4はこちら。
ゴール後
前後に他の選手がおらず、ラストスパートはしていなかったので、ゴール後は疲労困憊ではあるものの、倒れ込むーとかってのは特になさそうです。
何なら、2年前に初めてフルマラソン走った時の方がダメージは大きかったかも・・・という印象です。
そう考えると、あんまラン単体でタイムアタックはやらないのでいまいち実感しづらいですが、2年でフィジカルはちゃんと向上しているのかなぁと思います。
家族や先にゴールしていたJETTのメンバーと話したり写真撮ったりしながら、ゴール後の余韻に浸ります。
給水とスイカやアイスなどの振る舞いがあったので、ここでも再びコーラを頂きます。
落ち着いて飲む、氷でしっかり冷やされたコーラ美味い!!!w
スイカも一つ頂いたりしながら、ひとしきりくつろいだ後は、シャワーを浴びて会場を後にして、自転車やトランジションバッグを回収して、自宅への帰路へ。
・・・とその前に、お腹が空いた!!!
ロングでは終盤胃腸がやられるとかいう話も見たりしていましたが特にそういうこともなく、全然余裕で食事できそう、ということで行きつけのバーガーキング米子店に!
在住の岡山県にはバーガーキングがないので、米子店が「行きつけのバーガーキング」です・・・(;´∀`)
ちなみに、ランのコースが正に目の前を通るようになってて、走ってるときに「せっかく米子に来たから食べて帰りたいけど、流石に今日は無理かなー」とか考えていましたw
ダブルワッパーチーズを、addチーズ、heavyレタスで頂きます(*´▽`*)
セットで食べて、うーん、腹7分目か8分目・・・、もうちょっと食べたいものの、さすがに無理をしたらこの後胃腸がどういう反応するのか予測つかないので、自重しました。
帰路の運転は妻に任せる気満々だったのですがw、妻の方もレンタサイクルを借りて娘と1日近辺で時間を潰したり応援&写真撮ってくれたりとで、お疲れモード。
自分はというと・・・、疲れてはいるものの、そこまででもなく眠くもなく、ということで私が運転することに。
意外といけるもんですね・・・、というかむしろ、レースの興奮から冷めてないので、本当に全く眠くなりません・・・。
帰りの道すがら、妻から、「楽しかった?満足できた?」旨の質問が。
う、うーん・・・、まぁ楽しかったことに違いないものの、終わったばかりだからか、正直良く分かりません。
満足感だとか、達成感だとかも、あるのかないのか良く分かりません・・・( ̄ー ̄)???
「何か良く分かんない」
とそのまんまの回答をしつつ、家に帰宅し、洗濯だけ済ませて長い一日が終わりました。
布団に入っても引き続き興奮冷めやらぬ状態で、その日は眠れたのが日付変わってから。
睡眠時間としても2,3時間程度でしたが・・・。
大会の感想
バイク、ラン共に、ボランティアや応援の方々の声援が精力的ですごかったです。
今まで参加した大会が良くなかったというわけではないものの、ちょっと他の大会とは一線を画す印象でした。
エイドステーションに関しても、掛水など学生ボランティアの方々が精力的に(楽しそうにも)活動されており、非常に助かりました。
望んでではなく駆り出されている、という方ももちろんいたかと思いますがw、それでもエイドステーションの満足度は非常に高かったです。
運営面で言うと、競技説明含め、結構雑で配布された冊子を熟読しても分からないことが多々あったりと、自分である程度何とかしろ感がある大会でもありました。
私がミスコースしたバイクの分岐など、、、そのまま2周している方や、1周目なのに2周目の方向に向かってしまい、ゴールしたもののチェックポイント未通過で失格になっている方がいたりと・・・。
バイク編でも書きましたが、コースの把握は選手の義務ではあるものの、トレイルランニング大会ならまだしも、トライアスロン大会であるならば、ミスコースする選手をゼロにする運営というのも望まれるところではあるのかなと個人的に思います。
小さな看板一つ設置しかしていませんでしたが、複数個、なおかつ、1回目と2回目のキロ数を看板に書いておく、などの対策を取っていれば、選手の記憶にも残りやすく、かなりの方のミスコースを防げたのではないかなと思います。
まぁ、今年はボランティアが1,000人足りてなかったりしたようですし、あまり多くを運営に望むのも酷な話なのだとは思いますが・・・。
また、大会の写真が先日公開・販売開始されましたが、競技中の写真はさすがの出来栄え!
自分で言うのもなんですが、かっこよく撮ってくれている写真がいくつかあって、ゴールシーン以外は購入予定ありませんでしたがちょっと惹かれています・・・w
一方、購入する気満々だったゴールシーンの写真は・・・、タイミング、画角ともにいまいちな出来・・・。
他の方のゴール写真を見ても、タイミング、画角ともにいまいちなものが多く、もうちょっとどうにかならんかったのか感が強いです・・・。
リザルト
スイム
折り返し通過:0:30:02
スイムタイム:1:05:57(348位)
前半は30分でこなせたものの、後半は35分もかかってしまいました。
上手くドラフティングに乗れなかったのもありつつ、逆光で進行方向が上手くつかめず、結構蛇行していたのが痛かったです。
この辺も、オープンウォーターの経験の浅さ(引き出しの少なさ)が原因ですので、妥当な結果ではありますが・・・。
(OWSは練習含めてもまだ通算8回目(;´∀`))
バイク
バイクタイム:5:08:57(83位)
スプリット:6:14:54
通過順位:100位
Lap | Time | 距離 | AvP(w) | NP(w) |
---|---|---|---|---|
1 | 59:53 | 31.2 | 173 | 184 |
2 | 1:02:05 | 26.9 | 156 | 164 |
3 | 1:00:43 | 29.5 | 142 | 154 |
4 | 59:42 | 24.4 | 133 | 147 |
5 | 56:57 | 27.5 | 128 | 139 |
兎にも角にも飛ばしすぎぃ!(;´∀`)
まぁ、序盤飛ばしているのは分かっていたものの、あわよくばそのまま、落ちても160w前後で最後まで押し通したいなという希望がありましたが、全然でした。
4時間くらいなら実走でAve160w以上いけるときもあるものの、3km泳いだ後、なおかつ、あの暑さでは無理だったようで、そもそもAve160wいけたとて3倍前後でしかなくそんなに速いわけでもないので、いずれにせよ絶対的にパワー不足感が否めません。
ラン
ランタイム:4:26:02(117位)
いやー、暑かった、本当に暑かったです・・・!
正直ペース的にはどうしようもなかったです。
少なくとも前半は、現状の走力でこれ以上ペース上げるのは本当に無理でした、死んじゃう・・・(;´∀`)
とか言いつつ、徐々に暑さが落ち着いてきた後半、ペースを上げるどころか維持すらできなかったので、暑さもありましたが、いずれにせよシンプルに走力不足でした。
総合
ゴールタイム:10:40:56
総合96位
40-44男子20位
タイム目標としては10時間切りたかったところですが、ランで4時間以上かかってりゃそりゃ無理ってもんです。
順位的には、出走932人中96位、大体参加者の上位10%くらいに位置するという、めちゃくちゃいつもどーーりな結果で、何というか・・・w
タイムも順位も、もうちょっと良い結果が欲しかったというのが正直なところですが、初ロングを無難に完走出来たことは、まぁ良かったなと思います。
バイクまでは普通にこなせても、ランで大崩れして歩きまくる、という可能性もなくはないと思ってたので一安心です。
補給
マルチカーボウォーターとジェル、アミノサウルス2つ、アミノショット2つ、あとはエイドのコーラ、水、スポーツドリンクで走り切りましたが、十分でした。
総摂取カロリーは・・・、たぶん2,000~2,500kcalくらいでしょうか。
塩は12~15gぐらい、Mgは350~400mgぐらい、EAA含むたんぱく質は35gぐらい、たぶんw
ランであまりの暑さからエイドでコーラを飲みまくってましたが、成分(果糖ぶどう糖液糖)的なことを考えると、カフェインだけ別で摂取するようにして、コーラはあんま取らない方が良いのだろうなとは思います。
やっぱ美味しいからメンタルはめっちゃ回復するんですけどねw
10時間ちょっとくらいの競技時間だと、私は固形物を取る必要がなさそうです。
次は20時間以上の競技時間の大会を考えているのですが、そちらも固形物はほどほどにしつつ、ドリンクとジェルをメインに糖質、塩、マグネシウムを補給する形でやってみようかなーと考えています。
不味かったEAAはどうするか・・・w
ビルダー飲みに慣れてきたので、下手にドリンクやジェルに混ぜるより、適宜ビルダー飲みする方が良いかもしれませんw
達成感と満足感について
「楽しかった?満足できた?」
大会後の帰路で妻からされた質問、時間が経ってようやく自分の中で答えが見えてきました。
まず、達成感について。
ほとんど得られませんでした。
初めてロングディスタンスのトライアスロンに挑戦し、完走出来て、まぁ良かったものの、、リザルト的にはいまいちだったので・・・。
そもそも、ロングディスタンスのトライアスロンに初挑戦するのは、2020年に出場予定だった五島トライアスロン(バラモンキング)のはずでした。
それがコロナで中止になって、結局それから3年後の今年、皆生トライアスロンで初挑戦することになりました。
・・・が、3年でフィジカルもある程度向上したわけで、ロングディスタンスであっても完走は既に私にとって挑戦でもなんでもなく、10回やって7~9回とか出来ることを実践する、ということでしかなくなってまして・・・。
かと言って、年代別入賞とか、目に見えてリザルトに残るようなレベルでも全然なく、上位10%に入るか入らないかという、いつもどーりのリザルトでした・・・。
なので、初めてロングディスタンスのトライアスロンを完走したものの、今の自分にとっては「達成した」というより、「無難にこなした」でした。
トライアスロン始めて2年目の2020年、五島トライアスロンに参加して完走できていれば、たぶんめっちゃ楽しくて達成感もあったかと思うのですが、コロナ渦の影響もあり、完全に機を逸してしまいましたw
こればっかりはしょーがないですねー(;´∀`)
次に満足感について。
これも微妙・・・かも・・・(; ̄ー ̄)
大会に何を求めるか、によってそれぞれ満足感が変わるのだと思いますが、先述の通り完走による達成感がそこまで大きくないのであれば、満足感はレース感だったりリザルトだったりがウェイトを占めてくるのかなと思います。
リザルトは、目標的にはもうちょっと上の結果が出せると良かったですが、今出せる力は十分に出せたので、至らないのはシンプルに自分の実力なので是非もなく。
もっかいやっても今のフィジカルでは良くて10~20分縮められるくらいでしょう。
レース感としては、これも完全に私がダメなのですが、スイムが遅すぎてあまり感じられませんでしたw
スイムFが300位とかになれば、そりゃレースとして前後の選手を意識することなど到底不可能で、バイクではとりあえず周りにいる人全員抜いていくことになり、結果、今自分が何位なのかなんて全然分からず、順位を意識した走りなんぞ無理というもので・・・w
バイクの最中、ふと「何か一人でトレーニングライドしているのとあんま変わんないなー」と感じる瞬間がありました。
個人的な趣味嗜好としても、トライアスロン大会においてはショートの方がレース感をより感じられて、ロングより向いてるんでしょうね。
ショートでも順位分からないのは変わりませんが、単位時間辺りの強度だったり、トランジションで1分1秒削ろうとしたりするところに、私はレース感を感じるようですw
ただ、目に見えて楽しかった点は一つあって、JETTのチームメンバーが多く参加する大会に参加できたこと、はとても楽しくて満足感がありました。
その点においては、単位時間辺りの強度が高いショートではなく、一声二声かけあう強度的な余裕があり、なおかつ競技時間も長く、機会も多いロングだからこその満足感の高さはありました。
メンバーのタイム合計で争うといったチーム戦も、たった3,000円で参加出来てw、これもまた楽しみとして非常に良かったです。
また、ロングの感想でよく見るものとして、
「レース後はもう走りたくないーとか思うけど、また挑戦したくなる」
とかってのがありますが、そんな感じは全然なくて、レース後でも全然また走りたい、という感想です。
ただまぁ、必要なコストやトレーニングを加味すると、今後趣味として挑戦するものがロングのトライアスロンである必要は今のところ無いかな、というのが正直な感想で、「また挑戦してもいいけど、何が何でもしたいというわけでもない」という感じです。
なので、以前レース予定のブログ記事でもチラッと書きましたが、今後は当面の間トライアスロンは置いておいて、トレイルランニング大会をメインに参加していこうかなと思います。
まだロングの大会としても、国内ロングで1つの大会を完走したに過ぎませんが・・・(四天王の中で最弱的なw)、まぁ正直、今回の皆生を、ある程度余裕を持ってゴール出来たので、もうちょっと距離が伸びたとて、国内ロングの大会で完走が出来ないものはないと自信をもって言えます。
かといって、前述の通り、年代別入賞とか何かしらリザルト狙えるまでレベルを上げるというのはちょっと私にとっては現実的ではないかな・・・と思うので、トライアスロン大会には目標を設定しづらいです。
何より、プール通うのが面倒w
そして昨今の自転車価格高騰についていくにはMPが足りんw
順位狙うならいつまでもエントリーグレードのアルミロードバイクというわけにもいくまい。
トレイルランナーとしてはまだ1年目で、走力も経験も全然足りてないので、ほとんどの大会が完走できるかどうかわからないチャレンジングなものになるので、より取り見取りですw
大会歴
2023.3 総社トレイルランニング大会 ショート 17km 完走
2023.6 那岐ピークス ミドル 32km, D+2,200m 完走
とりあえず、皆生トライアスロンを問題なく完走できてしまったので、次は本気で完走できるかどうか分からない大会に挑戦したくなりました。
なので、軽い気持ちでOSJ KAMI 100の100kmの部にエントリーしちゃいました( ̄▽ ̄)
OSJ KAMI 100 112km D+5,000mオーバー
那岐ピークス ミドルの3倍とか、ご冗談でしょう( *´艸`)
完走の算段は全く立っていませんが、まぁ、どうにもならなくてリタイア、という結果になっても貴重な経験だと思うので、とりあえず挑戦してみようと思います。