今年のメイン大会としてターゲットしていた倉敷国際トライアスロンの参戦レポート。
その5. 灼熱のランです。
[前回]
ランスタート
バイクを終了し、ランをスタートした時点で2時間弱。
残りはラン10km。
ラン単体での自己ベスト相当で走ったとしても、2時間40分すらギリギリなタイムとなりました。
ランの出だしは今回も悪くなく、最初の1kmを4分31秒で入ります。
・・・が、調子を保てたのは最初の1kmだけ、1kmを過ぎてガクっとペースが落ちます。
とにかく体幹の筋肉が悲鳴を上げています。
バイクからランに切り替えるトレーニングをこの1ヶ月間みっちり行ってきましたが、そのトレーニングでは味わったことのないほどの消耗度です。
・・・!?
スイムか!!(; ̄□ ̄)
それほど追い込めなかったと先述していたスイムですが、想像以上に体幹の筋肉を消耗していたようで、さらにバイクでのヒルクライムを経て、十分に走るだけの体幹はもう残っていないようです。
また、バイクの時から上昇を続けている気温が追い打ちをかけます。
ゆうに30度は超えており、35度に迫ろうかという勢いです。
(Garminのログではランの間に35度に達していた・・・)
スイムから通して競技を行う体幹の筋肉、30度を超える気温への順応、どちらも全然足りていませんでした・・・orz
みるみるペースは落ちていき、キロ5分すらキープできなくなりました。
灼熱のラン
ペースが落ちてから、・・・といっても1kmほどですぐペースが落ちたのでほぼ最初からですが、ひたすら地獄のような時間が続きます。
必死に頑張ってもペースはキロ5分30秒ほど、平常時のジョグよりも全然遅いペースです。
前回の赤穂大会でもランはペースが上がりませんでしたが、それでもキロ4分50秒ほどで走っており、それと比較してもとても遅いペースです。
そして容赦なく熱せられる体。
ランの時はお腹が痛くなるので水分すら極力補給はしたくないのですが、あまりの暑さに補給所のたびに水を貰って飲み、スポンジを貰って体を冷やします。
そして内臓が辛くなりペースが落ちるという悪循環を繰り返します。
沿道には地元の方々や近所の学生の子たちなど、多くの方がいて暑い中応援を続けてくれています。
ゼッケンナンバーを見て、名前を呼んで応援してくれる方も多くいて、少しでもペースを上げて頑張ろうとするも、全く体は言うことを聞きません。
今すぐ走るのを止めて歩きたい。
という考えが常に頭の中に居座りますが、歩いて楽になったところで意味がないので、ペースは上げられませんが走り続けます。
苦悶の表情を浮かべながら、走り続けます。
(後で掲載された写真見たら、マジで苦悶・悶絶した表情で走ってましたw)
ゴールへ
まだトライアスロンの大会2戦目ですが、なぜ毎回ランはこんなに地獄なのか・・・(;’∀’)
普段のランニングは追い込んでいるときも心地良く楽しめているのですが、3種目目のランは辛さ・苦しさしかまだ感じることは出来ません(-_-;)
それでも走り続け、トランジションエリアまで戻ってきました。
最後は児島競艇場へと向かいます。
競艇場に入る直前に看板があり、10名ほど選手のゼッケンナンバーが張り出されています。
1分のペナルティを受けた選手です。
何のペナルティを受けたのだろうと疑問に思いつつ、自分のゼッケンナンバーが無いことを確認し、一安心して通り過ぎます。
競艇場に入ると、観客席の前にレッドカーペットが敷かれており、最後はそこを走ってゴールです。
最早タイムはボロボロですが、最後までなんとか走り切り、ゴールしました。
ランラップ
0:53:34
99位(421人中)
総合記録
2:51:55
57位 ⇒ 69位(421人中)
【第9回倉敷国際トライアスロン】6. ゴール後に続きます。