先日、初めてのトレラン大会に参加して、無事完走出来ました(*´ω`*)
大会レポートです。
第4回総社高滝山トレイルラン
岡山県総社市で開催されたトレラン大会です。
ショート(17km、D+700m)とロング(34km、D+2000m)があって、今回私はショートにエントリーしました。
ロングは20km以上のトレランかハーフマラソンの完走実績がエントリーに必要ですが、ショートは特に何かしらの完走実績が必要ということはなく、イベントとしても初心者OKとなっていました。
ショートの制限時間は5時間もあって超たっぷり!
事前のブリーフィングでも主催者の方が、
「まぁ全部歩くくらいでも制限時間切れにはならないと思うけど、トレイルランなので頑張って走ってねー(超意訳)」
と説明されてましたw
レースプラン
ケガしないように精一杯ガンバルー
ですw
そもそも、トレイルラン大会云々以前に、トレイルランニングそのものが3回目と、完全に初心者なので、トレランにおける走り方もペーシングもほぼ何もわかっちゃいません(;´∀`)
まぁなんかD+100m = 平坦1kmくらいが目安だとかいう話をどこかしらで見ただか妻に聞いただかしていたので、ハーフマラソンよりちょっと長めの25kmくらい走るつもりのペーシングしてりゃいいのかなーと想定しつつも、基本的には行き当たりばったりで、最悪歩いてゴールになってもいっかーという適当な感じで臨みます。
準備
服装

上から、Pumaのランニングキャップ、Naroo Mask F5s、自転車用の指切りグローブ、UNDER ARMORの速乾Tシャツ、NIKEのランパン、TABIOの靴下、Salomonのトレランシューズ(ULTRA GLIDE)です。
Naroo Mask F5sは出走前のマスク着用のためだけじゃなくて、花粉症予防やPM2.5、黄砂などの対策で、この時期は私的に割と必須。。。

長時間屋外活動が続くと喉にダメージが・・・。
心肺に余裕のある前半は装着して喉のダメージを抑えつつ、後半は結局外しちゃいます。
ファーストレイヤーにUNDER ARMORのヒートギアでも着ようかと思ってましたが、当日の気温が結構高くて、昼には20℃超えそうな感じだったので、半袖半パンで臨むことにしました。
持ち物

左上から、■トレランザック(Salomon SENSE PRO)、■飲料水(ソフトフラスク500ml x 2)、■補給食(ANDO_、Mag-on)、■モバイルバッテリー & コード、ファーストエイドキット、■熊鈴、ウィンドブレーカー、■携帯コップです。
※■は必携品
ファーストエイドキットの中身はこんな感じです、

今大会はファーストエイドキットは必携品には含まれていませんでしたが、エマージェンシーブランケットと保険証(コピー可)は必携品でしたので、こちらに一緒に入れています。
携帯トイレは私的に必携品!
今後、携帯品も取捨選択していくと思いますが、よっぽど短い距離とかじゃない限り、万が一を考えるとこれは外せない・・・w
レース内容
ということでいざレース!

スタートは、事前に申告した過去大会の実績やらタイムやらでゼッケンナンバーの順番に並び、一人ずつリストバンドのセンサーを受信機にタッチすることで計測が開始される形でした。

このスタートめっちゃいいですね。
落ち着いてレーススタートを待てますし、スタート直後の混雑や、スタート位置による不公平さが緩和される感じです。
トレランだと、難所での渋滞があったりもするでしょうから完全に公平とはいかないまでも、現実的に実行可能な公平性のあるスタートの方法の中ではかなり優秀だと思います。
まぁ、参加者60人と小規模な大会だからできた・・・とも言えますが、60人で受信機1台に並んで2分くらいなので、10台設置すれば600人でも2分ではけますね。
昨年参加した伊勢志摩・里海トライアスロンでの、6秒間隔で10人ごとのスタートというのも良かったですねー。
コロナ対策で導入されたものではありますが、今後も継続、かつ、他の大会にも広まってほしいスタート方式だと思います。
私は前から22番目のスタートとなります(トレランの実績はないので、たぶんエントリー時に入力したであろうハーフマラソンのタイム依存)。
センサーにタッチしてレッツゴー!
先頭のランナーがスタートしてから1分と経っていないのですが、んまーー先頭の人たちは速い速い(゚Д゚;)
追うつもりはもとよりありませんが、とてもじゃないが追っかけられるようなペースではないので、マイペースで!
出だしの平坦舗装路はキロ4分前半くらいの無理のないペースで入ります。
少し進むと早速短い登りが!
前回のハーフマラソンの時は登りだと一気に遅れる感じでしたが、今回はあまりそういう感じはありません。
が、その後の下りに入ると、なんかガンガン置いていかれます(゚Д゚;)
マラソンコースなんかであるような緩い下りだと全然走れるのですが、斜度が急になってくると全然対応できずに置いていかれるようです・・・。
短い平坦区間と最初のエイド兼チェックポイントを経て、今回のコースメインの登りへと突入します。

登りは・・・やはりキツイ!w
とてもじゃないが走れはしないので、必死に歩きます。
脚は速攻でパンパン、心拍も余裕で160bpm越えて170bpm前後(;´∀`)
斜度が緩くなったタイミングで走って(脚を回して)回復しつつ、斜度がキツイところはひたすら脚パンに耐えつつ登ります。
ちなみに景色はこんな感じがずっと続きます。

低山なのでうっそうとしてて、爽快感はあまりありませんでしたね・・・w
まぁ、トライアスロンやマラソンと違って、自然の中でレクリエーションしている感は満載でした(*´▽`*)
トレイルランの場合は必携品にスマートフォンが指定されていますし、速度域も低い箇所が多くあるので、取り出して写真や動画を取る余地がありますね、余裕はないんですけどw
山頂まで登り切ったら、次は急な下り!
私は恐る恐るゆっくり目に下るものの、周りはまぁ速い速い(;゚Д゚)
下りの技術やフィジカル(大腿四頭筋とか)が無いので、同じくらいの登りペースだった人たちに比べると、目に見えて私の下りは遅かったです。
まぁ初心者だからそれは当然で、せっかくの機会なので周りのランナーを観察したり真似したりしながら、追いかけられる範囲で追いかけて練習します。
後半はなんやかんや周りのペースにある程度付いて行けるようになれて、逆に周りは疲労でペースダウンしているところもあって自分の方が速く進めていたりなんかもしていました。

もちろん、トップクラスの人たちにはとっくに千切られているので、あくまで自分の周りにいた方たちのペースと比較して、という話ですが。
とまぁ、そんな感じで気持ちよく走っていたら、安定のミスコースで3分近くロスしてみたり・・・。


ここ分かりにくかったーー( ;∀;)
最終版の登りは体力の消耗もあってかなりきつくて、後ろからランナーが来ていないか何度も振り返ったりしながらw、何とか登り切ってゴールしました。
ゴールタイムは手元の時計で2時間12秒!
終盤は2時間前後になりそうだったから意識はしていたものの、わずかに届かず、でした。

ミスコースさえなければ・・・。
ってものすごく最近同じことがあったような・・・(;´Д`)
リザルト
公式リザルトは2時間10秒。
順位は、全体60人中9位、男子51人中8位でした。
トライアスロンの大会なんかだと大体全体の上位10%くらいの順位になるので、今回もそれくらいでゴールしたかったところですが、それだと入賞クラスになっちゃうわけで、まぁとてもじゃないけど現実的ではないですw
リザルト見てみると、私含む9位以下が割と団子状態で、上位とは結構な差がありました。

ミスコースのタイムロスもありましたし、慣れればもう5分くらいはすぐ縮まりそうですが、10分、20分となるとまだまだ・・・というところ。
感想
初めてのトレイルラン大会、めっちゃきつかったですが、めっちゃ楽しかったです。
自分が初心者ということもあって、
- 平坦および緩斜面は、周りより速い
- 急斜面は登り、下りともに、周りより遅い
という感じで、いわゆるある程度の経験者の方と比較すると、私が一定ペースではない状態だったので、割と抜きつ抜かれつが何度もあって、それがすごくレース感があって楽しかったですw

も、もしかしたら「こいつペース安定しないな・・・」とか迷惑に思われてたかもしれませんが・・・(;´∀`)
2,3人くらいの同じ人と、3,4回くらい抜いたり抜き返したりしていましたので・・・。
もちろんトレイルなので、抜くとき、抜かれるときというのは、狭い場所ではお互い道を譲りあう形で!(*´▽`*)
あ、私に関してはミスコースによって、他の人からすると、先を行っていたはずなのにいつの間にか後ろから現れるというイリュージョンムーブもかましました・・・w(とはいえきっとトレランあるある)
そして、今回特に後半タレることもなかったので、最終的には他の人を千切ったので、私は楽しかったです( *´艸`)
走っているときは特に気にしていませんでしたが、レース中の平均心拍は161bpmとまぁまぁ高かったです。

先日のハーフマラソンで90分160bpmだったので、上げ下げあるトレランということを考えるとかなり頑張ってたのかも。
走っているときの感覚としては、登りは本当に限界まで脚を追い込むような感じで、この後大丈夫かというくらい脚がギリギリだったのですが、斜度が緩んで平坦になったりすると、脚を回しながら回復するような感覚でジョグペースくらいは全然出せたので、平坦区間は全て走れました。

感覚的には、3倍前後で走りながらセグメントアタックするとかいう意味不明な、JETT Endurance Ride 100kmの感じでしたw
というか、今回後半失速しなかったのは、ランニングの走り込みだけじゃなくて、普段から上記のイベントによく参加していたことがすごく活きた気がします。
また、下りでは大腿四頭筋の出せる最大パワーがものを言うような印象で、まだまだパワー不足の私が急斜面で出せる速度はたかがしれてそう。
長い急登のための筋肉も全然足りませんし、モアパワーですねぇ。
ちなみに、初心者なこともあって、レースのダメージもなかなかに甚大で、痛める一歩手前くらいの筋肉痛が残り、回復には丸3日くらい要しました。
まとめ
トレランの練習がてら参加してみた初めての大会、怪我無く楽しめてとても良かったです。
下りは結構実力以上のスピード出しちゃってて、怪我しなかったのは運が良かっただけ感もあるので、ちょっと今後の課題として要注意ではありましたが・・・w
これから暖かくなってくるので週末はいっぱい山走りたいですねー。
そして今年の私的目玉の一つ、6月の那岐ピークスも今から楽しみです(*´▽`*)