今年のメイン大会としてターゲットしていた倉敷国際トライアスロンの参戦レポート。
その7. 大会のインプレッションです。
[前回]
ボランティアについて
非常に多くの方がボランティアとして参加されており、より良い大会となるよう尽力されているのが随所に見受けられました。
大会の2週間前、バイクコースを試走した際は、ちょうどバイクコースである歩行者・自転車専用道路の風の道を清掃中でした。
何百人もの方が清掃作業に従事していたので、邪魔しちゃ悪いと引き返そうかと思ったのですが、作業の手を止めた上で快く道を開けてくれ、声援まで頂きました。
また、大会前日・当日も多くの方が選手が円滑に競技を行えるよう、支援してくれていました。
各所のエイドでは、選手が来るたびに補給内容を知らせる声出しを行い、円滑に補給が出来るよう頑張っていました。
学生のボランティアも非常に多く見受けれらましたが、私の勝手な印象ですが、やらされてる感など一切なく、とても前向きに、選手の立場からすると非常にありがたい雰囲気を作ってくれていました。
私は必要なタイミングでしか補給は受け取りませんでしたが、気持ち的には全てのエイドで補給を受け取りたかったです(;・∀・)
大会主催者=倉敷市長について
普段主催者だとかはどうでもいいんですが(ぉ、とても印象に残ったのでw
私は初参加でしたが、元気な市長は大会名物の一つなんだろうなーという印象を受けました。
大会主催者という立場だから当たり前と言えば当たり前なのかもしれませんが、非常に前向きに大会を盛り上げようとしている風に見受けられました。
また、400人以上いる参加者全員に、ゴール後にフィニッシャータオルをかけてくれるなど、労働量も中々のものだったのではないかと思われますw
スイムコースについて
透明度は低かったですが、水、生きてました。
また、競艇場内を泳ぐため、波はほとんどありませんでした。
ただ、少し意図したコースから外されることがあったので、流れは若干あったのかなーと思われます。
まぁ、本当に「若干」ですが。
スイムアップからバイクトランジションまでは結構距離があり、走っても移動で2,3分くらいかかっちゃいます。
また、スイムアップ直後は狭い階段を上るのですが、第4ウェーブスタートなこともあり、前で真ん中を歩いている人が進行の妨げとなりました(声をかけて端に寄ってもらい追い抜きました)。
スイムアップ直後の階段以外も、バイクトランジションまでの道はそんなに広くはないので、前の選手が進行の妨げになることが多少あったので、第4ウェーブはそういった意味でも多少の不利は受け入れなければなりません。
階段もそうですが2人通れないほど狭いわけでは全くないので、大会運営側で、歩く人、走る人のガイドライン引くなり、もう少しやりようはあるんじゃないかと感じました。
バイクコースについて
試走で分かっていましたが、40km700mUPのバイクコースの難易度は低くありません。
倉敷国際トライアスロンは、バイク比重がかなり高い大会の一つと言えるでしょう。
また、オリンピックディスタンス(ショートディスタンス)のトライアスロン大会としては、スイムコースの難度の低さを差し引いても、バイクコースの難易度から完走難度が高めの大会だと思われます。
あくまで「オリンピックディスタンスの中では」ですが。
旧鷲羽山スカイライン内ではDHバーが使用禁止なこともあり、トライアスロンバイクよりロードバイクの方が向いているコースだと思われます。
また、ロードバイクにDHバーをつける必要もあまりないのかなと思います。
特に完走が目標の場合は、登りで軽い方が絶対に良いでしょう。
また、タイム狙い、上位狙いの場合であっても、DHバーはいらないのではないかと思います。
また、私は参加者全体からするとバイクは速い方なので、下りや風の道で追い抜き出来なくてストレスになるかなーと懸念していましたが、実際にはコース上での選手密度がそれほど高くなかったため、杞憂に終わりました。
序盤はスピードを出すと危険そうなカーブもありますが、旧鷲羽山スカイラインなんかは70km/h以上出しても平気な、割と安全(?)なコースだと思います。
ランコースについて
一部未舗装路区間(砂地)があります。
私はアスファルトでしか走ったことがなかったため、滑るほどではないものの、アスファルトよりグリップ力の落ちる砂地は少し走りにくかったです。
また、道路を渡るために、地下道を通る箇所があります。
行きと帰りで2回通るのですが、行きで階段を下り、スロープを登り、帰りでスロープを下り、階段を上ります。
行きの階段を下るのは、疲れてしっかりと足に力が入らない状況では、とても怖かったです。
出来れば道路をそのまま横断できるように交通規制して欲しいところではありますが、結構交通量もあり難しい箇所だと思われるので、致し方ないのかなぁと思われます。
参加を検討している方は、とにかく下りの階段は無理しないよう気を付けた方がよいと思います。
ランコースの一部は、児島のジーンズストリートという、ジーンズショップが軒を連ねた商店街を走ります。
一部の店舗はドアを開け放ってくれていました。
これがどんなにありがたかったか・・・w
室内のエアコンの冷たい空気が、コースに流れ込み、一瞬だけではありますが、心地よい風を感じることが出来たのです(*´ω`*)
大会当日はかなり気温が高かったので、この風に一瞬だけ癒されました(*´ω`*)
大会全体を通して
良くも悪くも全体的にとてもしっかりとしていました。
ショートディスタンスにも関わらず、前日受付に要する時間、更にはカーボパーティーまであるなど、ここまでいるかなーなどという印象もあり、正直面倒くさい部分もありましたw
面倒くさい反面、しっかりとしたトライアスロン大会に参加している感は得られますw
まぁ、その前に参加したのが赤穂大会だったので、そっちがユルすぎという話かもしれませんが・・・。
>>ブログ投稿: 【初めてのトライアスロン大会】2. まごつくトランジション準備
ただ、それらの周到な準備があったからこそ、大会中に困ることはそれほどありませんでした。
スイムコースの説明が不十分だったのと、トランジションエリアの動線が不明瞭だったくらいです(ランスタート時に動線が分からず係員に聞いた)。
あ、そういえばバイクコースの下りでの追い抜き可否もファジーでしたね・・・(結構あるなw)。
いくつかの不満点はあるものの、かなり我儘な内容ですw
かなり我儘な内容の不満点しか上がらないということは、やはり優れた大会運営なのでしょう。
来年また参加するかどうかは分かりませんが、是非また参加してみたいと思う大会でした(*´ω`*)
ブログ投稿: 【第9回倉敷国際トライアスロン】8. 一人大反省会に続きます。
まだ続きます(´_ゝ`)
むしろ私的には次がようやく本編ですΣ(゚Д゚)