Zwift上で行われるバーチャルデュアスロンリーグ、Zwift Duathlon League(ZDL)のSeason 3が、11/17(水)から始まります。
Zwiftバイク、ランの環境さえあれば簡単に自宅から参加できるデュアスロンリーグになっています。
イベントと、参加方法などを簡単に紹介します。
イベント概要
35分間のバイク、10分間のトランジション時間を経て、15分間のランを1つのペアとして、それぞれの走行距離に応じたポイントで競います。
イベントは6週間に渡って開催され、週に1回、合計6回の合計得点で順位を競います。
参加するイベントは毎週以下の時間が用意されています。
- 水曜17時バイクスタート
- 水曜19時半バイクスタート
- 木曜0時バイクスタート
- 木曜3時バイクスタート
- 木曜4時バイクスタート
- 木曜5時バイクスタート
- 木曜9時バイクスタート
- 木曜12時バイクスタート
- 木曜16時バイクスタート
ルールとか
共通
- ハートレートモニター必須
-> 欠落 or 異常値の場合、リザルトから除外 - バイクとランは同じペアとなるイベントに参加しなければならない
-> 水曜17時のバイクイベントに参加するなら、水曜17時45分のランイベントに参加する - 同じ週に複数のペアイベントに参加してもOK、その場合はよりポイントの高いペアのリザルトが採用される
- リザルトは、週ごとのリザルト、リーグ通してのリザルトに分かれて確認することが出来る
- リザルトは、総合、性別、年代別で確認することが出来る
- 特に入賞したからって何があるわけではないw
バイク
- 強制的にTTバイクになるので、ドラフティング無効、アイテム無し
- 100mごとに1ポイント
ラン
- トレッドミルの傾斜は0%でOK
- 20mごとに1ポイント
クラブ戦
ZDLはクラブ戦もあります!
- クラブは最小3名から、最大は制限なし
- 週ごとに、クラブ内の最大ポイント獲得者と最小ポイント獲得者を除外して、メンバーの平均値がクラブポイントとなる
-> Season2では出走しなかった人も除外されてましたので、おそらくSeason3も同様と思われます。気軽に1週だけ参加するとかも可能な仕組みになっています。 - リーグ途中でのクラブ変更は不可
- クラブメンバーが同じ時間のイベントに参加する必要なし
エントリー方法
- Zwiftアカウント作成(フリートライアルじゃ無理だよ!)
https://www.zwift.com/ja - ZwiftPowerにアカウント作成して、Zwiftアカウントと連動
https://zwiftpower.com/ - WTRLにアカウント作成して、Zwiftアカウント、ZwiftPowerアカウントと連動
https://www.wtrl.racing/ - ZDLエントリー
https://www.wtrl.racing/zwift-duathlon-league/#registration
それぞれのアカウント作成の仕方が分からなかったら、適当にググっておくれ!(雑
また、Zwiftランの環境がない方は、結構簡単に環境は作れるのでこちらご参考に。
イベントの流れ
エントリーまで済ませたら、毎週イベントに参加していきます。
1. Zwiftイベントに参加
イベントはZwiftコンパニオンや、Zwift.com、WTRLからのメールのリンクで参加できるので、そちらから参加しましょう。
ちゃんとバイク、ラン、ペアで参加しないといけませんので、注意です。
バイクが5時なら、ランは5時45分!
バイク終了後は、トランジションで多少忙しいので、ランのZwiftイベントも事前に参加しておくと良いです。
2. バイク出走
参加したイベントにジョインします。
ウォームアップもあるでしょうから、15分前にはZwiftにログインしておくと安心ですね!
イベントが始まったら、35分間バイクを頑張りましょう!
イベントが終了したら、保存してバイクセッションを終了しましょう。
保存せずに終了した場合、リザルトがどうなるかは分かりません・・・。
3. トランジション
バイクが終わったらランの準備です。
トランジションでは、着替えだけではなく、Zwiftランの用意も必要なので要注意です!
Zwiftはバイクからランに直接移行は出来ませんので、一度アプリケーションを終了させる必要があります。
アプリケーションを再度立ち上げ、Zwiftランを選択し、ストライドセンサー、心拍センサーなどのペアリングを行い、Zwiftランを開始してイベントにジョインします。
着替えだけで10分間使ってしまうと、アプリ起動やイベントジョインが間に合いませんので、並行してアプリの操作もすると良いでしょう。
4. ラン
こちらも、ランを開始したらイベントにジョインしましょう。
イベントが始まったら、15分間ランを頑張りましょう!
イベントが終了したら、ランセッションを保存して終了です。
5. リザルト確認
リザルト確認はこちらから。
リザルトの反映には時間がかかります。
また、表示されてもすぐの状態だと校正されてなかったりして微妙に違ったりすることもSeason2の時はありました。
ほっといたら直るので、少し気長に待つと良いです。
いくら待っても修正されなかったら、WTRLにお問い合わせすると、対応してくれることもあるようです。
ちょっとした攻略法
バイク
基本的にバイクはエアロ重視にしておけばよいので、以下のセッティングが間違いないです。
- Canyon Speedmax CF SLX Disc
- DT Swiss ARC 62 Dicut Disc
ラン
ひたすらトレッドミルで走るだけ・・・なので、コツも何もというところですが、斜度は0%でOKなので、それぐらいですかね。
クラブ戦
最高得点者と最低得点者を除いて、残りのメンバーの平均値、というレギュレーションですので、メンバー数が多いことはあまり有利にはなりません。
というか、むしろ精鋭に絞った方が平均値は高く・・・というレギュレーションになっています。
もうちょっとこの辺のレギュレーション上手くしてくれればクラブ戦がさらに面白くなるんじゃないかなと思いますが、まぁそこは参加する側の気の持ちよう次第でしょうか。
ZRLの上位クラスとかでもないので、レギュレーションはどうあれ、精鋭に絞るよりは仲間みんなで参加して楽しむことに主眼を置くほうが、個人的には楽しめるかなと思います。
もちろんクラブ内で順位争ったりするのもいいですしね!
ちなみに、Season2の優勝チームは2,490ptのJETT Normal Teamです。
1レース415ptなので、バイク23km(3.5~3.7wkg)、ラン3.7km(キロ4分)くらいが目安でしょうか。
私も参加させてもらったJETT Normal Teamがチーム優勝しました。
今回はJETT 2-Way Samuraisに名を変えて参戦予定です。
狙うは連覇?なのかな?
よく知りませんがw、それよりも大事なのは先述の通り、より多くの仲間で参加して、みんなで楽しむことですね。
総合順位
何よりも6週すべて参加すること!
総合順位は合計点で決まりますので、1週でも休んだら脱落です。
あと、これは私の場合かもしれませんが、バイクを全力で追い込んでも、トレッドミルの斜度なし15分だったらなんやかんや持つので、とにかくバイク35分で距離を稼ぐことを意識して臨むと良いかもしれません。
私の場合は所有しているトレッドミルがMAX16kphなので、それ以上に上げようがないという話もある・・・w
まとめ
ということで、世にも珍しい(?)、バーチャルデュアスロンリーグ、Zwift Duathron Leagueの紹介でした。
Zwiftバイク、Zwiftランの環境がある方は、トライアスロンのブリックトレーニングがてら、参加してみるのも良いかもしれません、
ちなみに私は、オプション6:木曜AM5時バイクスタートのイベントでたぶん参加しています。
フルマラソン以来、どうも膝の調子が悪くて・・・、少しランニングするだけで痛くなるので、それと相談しながら。。。
おまけ
Zwiftランですが、実はトレッドミルがなくても出来ます。
用意するのは、
- Zwiftアプリが動作するスマートフォン(SIM付)
※Zwiftコンパニオンではなく、Zwiftアプリ - ストライドセンサー(Bluetooth or ANT+)
- 心拍センサー(Bluetooth or ANT+)
- [センサー類がANT+の場合]ANT+ドングル
- [センサー類がANT+で、スマホの充電コネクタがTypeCの場合]USB – TypeC変換コネクター
ストライドセンサー
※Amazonだと送料がかかるので、楽天の方が安いかも(2021/11/12時点)
ANT+ドングルとTypeCコネクタセット
ANT+ドングルは持ってて、コネクタだけ欲しい場合はこちら
私の場合は、
- 心拍センサー: Garmin Instinct(ANT+)
- ストライドセンサー: POLAR ストライドセンサー(Bluetooth)
なので、スマホにコネクタ経由でANT+ドングルを指して、心拍センサー、ストライドセンサーとペアリングする形となります。
後は、スマホでZwiftアプリを動かして、実際に走るだけです。
ただ、もちろん公道だと危険ですし、WTRLも実走での参加は可能だけれども推奨はしていません。
公園など危険のない場所で、他の歩行者などに十分配慮してランニングするようにしましょう。