普段は40km前後で開催されるJETT ZWIFT Morning Raceですが、文化の日の祝日スペシャルということで、100kmでの開催となりました。
100kmて・・・(-_-)
と思いつつも、獲得標高は思ったより無くて、平坦基調のレースは自分の脚質向き。
勝算はものすごく低いながら、気持ち的には勝つつもりで、参加してみました。
コースプロフィールとセッティング
出典:ZwiftPower:JETT ZWIFT Morning Race
Makuri IslandのFlatland Loopを8周回。
Flatland Loopは平坦基調ながら、後半にかけて短めの登りがあり、下って1周となるコースです。
軽さが有利になるほどの登りでもないうえ、私が最後まで残れたとしたら(勝算がある展開としては)下りの集団スプリントとなるでしょうから、バイク選択はエアロ最優先で以下の通りとしました。
- Cervelo S5 2020
- DT Swiss ARC 62 Dicut Disc
レース内容
参加者はAカテで64人、普段よりは気持ち少な目な気がします。
やっぱり100kmですしねぇw
スタートダッシュは緩め・・・、とちょっと油断してたら、スタート直後も下り基調なのを忘れてて、危うく中切れに合いそうになり、焦ってポジションを上げます。
スタートダッシュは早々に落ち着き、結構緩めのグループライドに。
やはり100kmなので、あまり積極的に上げていく人はいないようで、サバイバルな展開を避けたい私には願ったりかなったりw
登り区間では、6~7倍くらいまで上がって一気に集団の人数を減らします。
1周目の登りをこなした感じでは、もう何本かはこなせそうなものの、8本はこなせなさそうな印象で、最後まで残るのは無理そうだなぁと感じます。
・・・などと思いながら、1つ1つの登り区間を必死にこなしていたら、気づいたら1時間経過していて、5周目に入っていました。
3周目だか4周目にZWCのEndoさんが登りで強烈に上げた時はかなり辛く、前半の山場でした・・・。
Aカテのレースだと最後まで残れるかどうかの狭間にいる私としては、強力なアタックはいつも悪夢のようです(*_*)
1時間を超えて、多少調子が上がってきました。
登りが辛いは辛いのですが、距離が短いので何とか食らいつけています。
JETT Endurance Ride 100kmで、エンデュランスライドしながらスプリントやアタックを行うというトレーニングを経ることで回復力が強化され、いわゆるアタックやスプリントを打てる弾数が増えている気がします。
メインの趣味はトライアスロンのはずなのだけど・・・、トライアスロン関係なくね・・・?(;´・ω・)
6周目の登りでは、フェザーをゲットしていたので、人が上げるペースに必死に食らいつくくらいだったら、いっそ自分で上げた方が楽だと思い、8~9倍くらいでアタック気味に引いてみました。
案の定その方が私の脚質には合っているようで、むしろ楽な気が。。。w
また、早めに強く上げることで、強度が高まる時間が結果的に短くなって、その点でも楽でした。
調子に乗って7周目の登りでも同様の動きをしてみたら、後続に追いつかれたタイミングで速度差で置いていかれそうになってしまい、焦って追い上げるのに足を使ってしまいましたが。。。
終盤は、何度かNICOのohnoさんが逃げる展開になりましたが、単独だったこともあり決まり切らず。
追走(ブリッジ)が発生しそうになったときは、後ろに残ると間違いなく辛いのでそこは逃がさないようにしっかりとチェックするよう心がけます。
結果的に集団が分裂することはありませんでした。
そうこうしている間に最終周になりました。
なんやかんや先頭集団に残れています・・・。
逃げが発生しても単独だったりして、集団のペースアップには至らず、足を使わなくて済んでいるのが大きいです。
先頭集団は自分含めて20人くらい。
集団スプリントの展開になるだけで(残れるだけで)上出来な私にとっては、少なすぎず多すぎずでちょうどいい人数です。
最後の登りも早めに出力を上げることで、なんとか前の方でこなせました。
登りはすべて終わって最終盤。
JETTのIwakawaさんが一人逃げる展開になりました。
ブリッジの動きに乗り遅れたら即終了なので前目の位置取りは意識しつつも、まだ残り距離はあって下り基調で集団も速いので、無理して追走のために上げたりはせず、落ち着いて集団の中で待機します。
ほどなくして逃げもキャッチし、残り1.2km。
他のライダーからロングスプリントがかかった場合は別として、自分がかける地点はここまでの周回の中でシミュレーション済みです。
ゴール手前300mほどの地点で、一瞬だけフラット~やや登り気味になるのでその手前でかけて、速度差で先行を追い抜く作戦です。
アイテムとしてはもちろんベストはエアロブーストで、ここまでに何回かゲットもしていたものの、集団に残るのが結構必死で、順次使用してしまっており、最後のアイテムポイントで獲得したのはドラフティングブーストでした。
エアロブーストをゲットしたら温存するのがスプリントで勝つためには最善です。
しかし、Flatland Loopは1周で3ヶ所と、結構多めにアイテムポイントがあります。
今の私の走力では、獲得したアイテムは順次使用しないと終盤まで残ること自体が困難でした。。。
最終局面、500m切ったぐらいでスプリントが始まりだします。
先行するのは・・・、最初誰だか分からず見失ってしまっていたのですが、JETTのJIさん!
集団内で(私の知る限り)一番強くて、最も警戒すべきスプリンターが先行。
自分もやや遅れてスプリントを開始するも、先行が強力過ぎて、思うように距離が縮まりません。
残り100m、少し距離が縮まり始め、これは並べるか・・・!?と思ったものの、そのまま逃げ切られてしまい、悔しい2着でのゴールとなりました。
レース総括
100kmのレース、Aカテゴリーで2位!
今の自分のレベルとしてはかなり上出来です。
直近のトレーニングで、エンデュランス能力の向上、回復力の向上、弾数の増加、短時間インターバル強度・耐性の向上してきており、それらすべてが上手く活きたのかなと思います。
一方で、スプリント能力は最近全く伸びておらず、15秒のベストが814w、14.80wkgのまま。
Aカテゴリーのスプリンターと戦うには心許ない数値で、今回の敗因であったと思います。
もちろんスプリント以外もまだまだで、今回はそれほどサバイバルな展開にならなかったことが幸いして、運良く最後まで残れただけかと思います。
得意なコースプロフィールでスプリント勝負となったので順位的には2位となりましたが、総合的なレベルで言うと最後まで残った人の中ではまだまだ・・・。
ライドレポート
TSSは220!
2時間20分ほどのレースで中々の数値となりました。
アベレージも200wを超えており、3.6wkgと私にとっては頑張った方かなと。。。
登り区間以外は相当緩んでてこれなので、やはり登り区間のインターバルは、短めといえど中々堪えました。。。
頻繁にはゴメンですがw、たまには100kmという長い距離のレースも楽しかったです。
またあれば積極的に参加しようと思います。