ZRL 2022/23 Round2 レース1 ポイントレース Roule Ma Poule

zwift

11/8から始まったチームで戦うリーグ戦、ZRL(Zwift Racing League)にOTEのメンバーとして参戦することとなりました。

今回はそのレース1となる、ポイントレースに出走しましたので、レースを振り返ります。

ZRL

WTRLという、Zwiftでのイベントを主催する団体が開催しているイベントの一つ、Zwift Racing League。

チームで戦う全6~8レースで構成されるリーグ戦になります。

細かいルールは以下にまとめているので、興味がある方はどうぞ。

簡単に抜粋すると、ポイントレースとTTT(チームタイムトライアル)の2種類があります。

ポイントレースではゴール順位に設定されたFINポイントに加えて、特定のセグメントの最速通過に設定されたFALポイント、最速タイムに設定されたFTSポイントをチーム単位で合計し、そのポイント順がチームの順位となります。

TTTではシンプルにゴールタイムを競いますが、チームタイムトライアルですので、4人目にゴールしたメンバーのタイムがチームタイムとして適用されます。

今回はそのレース1で、ポイントレースとなります。

コースプロフィールと作戦

引用[ZwiftPower Zwift Racing League – Oceania West Open Division 1]

登りで始まり登りで終わるスプリンター泣かせなコースと思いきや、そこまで長く厳しい登りではないので、1本だったらギリギリ残れるような登りが最初と最後に設けられたコースレイアウトになっています。

セグメント区間は3つ。

  • Aquenduc KOM(0.42km, 0.9%)
  • Pave Sprint(0.33km, 0%)
  • Marina Sprint(0.34km, 0%)

AquKOMはKOMと言いつつ短くて30秒弱ほどしかかかりませんので、3つすべてのセグメントがスプリンター向け。

ゴールポイントであるFINは1位でも40ptなのに対して、最速タイムのFTSポイントは1位だと20pt、最速通過のFALポイントは1位だと10ptなので、仮に3つのセグメントですべて1位だと90ポイントとFINポイントを大きく上回ります。

もちろんそんなことは現実的ではありませんが、私はスプリンターなので、今回の登りゴールはノーチャンスと判断して完全に捨てて、FTS、FALを稼ぐことに全力を尽くす方針でレースに参加しました。

チームとか時間帯とかDivisionとか

今回、普段走っているJETTではBカテゴリーで時間の都合付くメンバーを集められなかったので、Facebookでメンバーを募集していた海外チームに声をかけさせてもらってZRLに参加することになりました。

チーム名は、OTE Locomotives!

OTEはOver The Edgeの略で、壁を越えて行けとかそんな感じの意味です、たぶんw

OTEからは2チーム参加となっていますが、Locomotivesのメンバーは4人とギリギリ。

誰か一人でもDNSなりDNFになったらそのレースはチームごとDQになっちゃいますが、まぁそれはそれとして、出場機会が得られたので、結果がどうなろうと全力で頑張って楽しみます。

時間帯は、APAC改め、Oceania West。

日本時間17時20分からスタートという、日本ではなかなかに人を集めづらい時間!w

DivisionはB1になります。

Aカテゴリーだと私は何もできなくて千切れるだけで、トレーニングとしても短すぎるしレースとしても楽しくないので、Bカテゴリー参加が今回の私的マスト要件ですw

キタイ
キタイ

引き続きOTE Locomotivesではメンバーを募集しています。

平日の火曜日、17時20分に出走できるという奇特な方がいらっしゃいましたら、私までTwitter等でご連絡ください。

脚力不問ですが、Bカテゴリーで走れる脚力はないと楽しくないかもしれません(;´∀`)

あと、メンバーとのコミュニケーションはDiscordで英語チャットとなります。

レースレポート

ということでレースレポートです。

最近、Youtubeでのライブ配信も始めたので、ウォーミングアップしつつ、ライブ配信の準備しつつ、SNS(Twitter)に投稿しつつと、なかなかレース前は慌ただしい感じです。

・・・とそんなことをやっていたら、スタート時間!

Zwiftでは0秒時点で既にかけてないと、出遅れ必至!(;゚Д゚)

慌ててかけて追いかけます。

いきなり11倍とか出しちゃって、完全に無駄足を使っています・・・\(^o^)/

何とか無事遅れることなく、集団に加わります。

スタート後、程なくして登りへと入ります。

斜度のキツイところではガッツリかかるので、自分も遅れないように上げていきます。

ドラフティングの効く斜度の緩いところでは、しっかりと足を休めて温存します。

スタート直後とはいえ、登りも5分近くなってくるとかなり堪えます。

心拍が175bpmとかなり上昇しています。

キタイ
キタイ

私は最大心拍181bpmなので、175bpmは結構やばい(千切れそうな)値です。

なんとか登りを集団前目で終えることに成功!

心拍は178bpmまで上がっており、かなり限界近いです・・・!

私は軽量級(今回はジャージ込みで55.8kg)なので下りも油断できません。

出来るだけ集団前方を心掛けつつも、先頭に出て風を浴びて失速してしまわないよう、ちょうどいい位置取りを意識してパワーの上下に集中します。

何とか無事先頭集団で下り切ったら、最初のセグメント区間まではしばらくサイクリングです。

遅れないようには気を配りつつ、できる限り休みます。

休むのですが・・・、依然心拍は160bpmを越えており、私的にはまだまだキツイ心拍での進行です。

回復しきれないまま、最初のセグメント、AquKOMが近づきます。

普段のグループライドなどでセグメントアタックする際も、スプリントセグメントの中ではちょっと長めの30秒弱かかるセグメントなので、軽量級のくせに私はちょっと苦手としているセグメントです。

とりあえず行くだけ行くかーと、FTSも意識してやや後ろ目から前を追う形で上げていきます!

キタイ
キタイ

FTPを狙う場合は、如何に集団後方からスタートしてドラフティング効果を最大限活用するか(前に出てしまって風を浴びないか)が重要です(/・ω・)/

後ろからスタートしたつもりが・・・、なんかあっさり前まで出ちゃいました(;´Д`)

・・・が、さらにあっさり後続に追い抜かれました!

なんとか追いすがってKOMゲートまで走り抜けます!(しっかり千切れてますがw

AquKOMは、FAL 2位!FTS 3位!!

苦手なセグメントでは上出来ですが、FTSは1位20pt、2位15pt、3位10ptという配点なので、3位というのはちょっともったいなく、これならもっと全力でFTS狙えば良かった感もあります(^^;)

心拍が183bpmとヤバい状態ですが、AquKOMを越えたらすぐに次のセグメント、Pave Sprintが迫ります。

キタイ
キタイ

最大心拍181bpmじゃなかったっけ・・・(;゚Д゚)

分かってはいましたが、2分と休めない鬼仕様です・・・。

集団に付いていくのも必死ななか、Pave Sprintに向けて備えます。

もともとセグメントは全部狙う気満々なので、かけないという選択肢はありませんw

かけなかったらかけなかったで、いずれにせよグループから千切れかねませんしね・・・。

早めにかけるのは脚的に無理なので、セグメント開始バナーを目安に上げていきます!

・・・が、全然上がり切らなくてパワーが弱く、ポジションが上がりません・・・!

集団に埋もれてしまい、Pave SprintはFAL 9位、FTS圏外となりました。

あまりポイント取れなかったのに加えてダメージも大きく、脚が終わってます・・・。

必死に足を回そうとするも、全然力が戻らず、集団にしがみつけません。

どんどん集団後方に下がっていき、今にも千切れそうになります。

千切れた後に単独で復帰することはもちろん不可能なので、これは温存などできないと、本当はセグメントで使いたいエアロブーストをすかさず使用!

エアロブーストの甲斐もあって、なんとか集団にしがみつくことに成功します。
(まさか本当にしがみつける(生き残れる)とは思いませんでしたw)

集団にしがみつくことに成功はしたものの、依然脚は終わってて、回復に努めますが全然回復の気配もありません。。。

ゴールの登りは最初から捨てているので別にいいのですがw、Marina Sprintでは何とかポイントを獲得したいので、とにかく集団内で粘ります。

回復はままなりませんでしたが、何とかMarina Sprintのセグメント区間まで生き残りました。

今の脚でスプリントができるのか全然分かりませんが、とにかくやるだけやってみます。

セグメントバナーまで待つ形でややスタートを遅らせて・・・、スプリントゲート、すなわち、目下の私のゴールゲートまで全力でかけます!!!

先頭に出ることは叶いませんでしたが、思いのほか集団前目でゲートを通過!

Marina Sprintは、FAL 6位!FTS 6位!!

何とかポイント獲得に成功し、私的にはお仕事終了~~(/・ω・)/

気持ち云々以前に、脚がもう完全に終わりました。

登りに入ったところでペースアップした集団に付くだけの脚など全くなくて、速攻で千切れました。

千切れはしたものの、FINポイントは結構下位でも細かく分けられていますので、可能な限り上位でゴールすることで少しですがポイントは変わってきます。

なので、ゴールするまで精一杯は頑張ります・・・。

精一杯頑張ってはいるものの、全然パワーは上げられず、力なく登っていくなかで、千切れた段階では39位だった順位も44位まで落ちました。

ゴールまであと数百メートル、30秒差で追ってきているライダーがいるので、とにかく登りきるまで頑張ります。

キタイ
キタイ

ちなみに、今調べて知りましたけど、41位~45位のFINポイントは同じ14ptなので、もう一つ順位下げてもポイント同じでした(;´∀`)

何とか登り切り、後ろにはもう抜かれないことを確信したので最後は流してゴールです。

リザルト

順位は44位とかなり下の方でのゴールとなりました。

がしかし、これはポイントレース、ポイント結果は以下の通りです。

FAL:16pt

FTP:15pt

FIN:14pt

合計:45pt!

ポイント獲得順位では全体の7位と、まずまずの出来です。

自身の脚質をふまえて、コースプロフィールにあわせて上手く立ち回れたのかなーという感じです。

欲を言うなら、やはり最初のAquKOMでFTS1位か2位を取れていればさらにポイント上積み出来ていたかもしれませんが、そうしたらそもそも3つ目のセグメントに挑む前に千切れていた可能性も高いですし、今の走力でのベストに近い結果は出せたと思います。

チームは全体の8位と、4人での参戦ということを踏まえると十分な健闘でしょう!

次戦のレース2はTTTなので、4人での参戦は順位的にはより困難なものになると思いますが、まぁ正直個人的にはチーム順位とかは二の次で、ポイントレースというZRLのフォーマットだったり、TTTやチーム戦というものが楽しいので、次戦も楽しみたいと思います。

>>配信はこちら

2022/11/08 ZRL Round2 Race1
Zwift Racing League Round2 Race1.なんでレース1の出だしから大半の心を折るような登りなん・・・( ;∀;)#ZRL #Zwift----------------------------------------...
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