Zwiftを始めてみたものの、何をすればいいか分からない、何からしたらいいかが分からない、どうステップアップしていったらいいか分からないという方、結構いると思います。
Zwiftを始めたらやっておきたいことを7つ、まとめてみました。
Zwiftの魅力を十二分に知る前に、途方に暮れて離れてしまうのは勿体ないので、ぜひ実践してみてください。
沼にハマるがいい!
走ってみたいコースをサイクリング
まずは走ってみたいコースをサイクリングしてみましょう。
ワールドとルートを選択して、ライドを開始します。
ワールドは、Watopiaというワールドがメインワールドとして常設、その他2つはゲストワールドが日替わりで選択可能となっています。
コースは平坦基調だったり山岳だったりと様々。
山岳だと中々進まなくて、景色も変わらずつまらないかもしれませんので、最初は平坦なコースを選ぶと良いと思います。
ルート名の右には緑色のチェックアイコンがついています。
ルートを完走するとチェックが付きますので、全てのルートの完走を目指してみるのもいいと思いますが、かなりの数と距離です。
そのため、気長にコツコツと、気が向いたら進めるくらいでいいと思います。
私はあまりルート完走に熱心ではないので、Zwift始めて4年ほどですが、いまだに全ルート走破していません(定期的にアップデートでルートも追加されますしね)。
ルート選択時は、走行画面でルートの進行状況が見れますので、それを目安に頑張ってみるのが良いと思いますが、もちろん無理して走破しなくてもいいので、しんどくなってきたら途中でライドを終了しちゃって全然OKだと思います。
ただし、途中まで走ったルートも、途中から再開することは出来ませんので、途中止めした場合は最初からになってしまいます。
チャレンジの選択
Zwiftにはチャレンジというものがあります。
こちらもルート完走バッジ同様、実績のようなものです。
ただし、ルート完走とは違って報酬(アイテム)が用意されています。
そして、この報酬の一つがZwift内で最高クラスのスペックを有した万能バイクのZwift Concept Z1、通称トロンバイクになっています。
今後、レースやグループライドに参加するにあたって、最優先で取得すべきアイテムになっていますので、まずはトロンバイクを取得できるチャレンジ、CLIMB MT.EVERESTを選択しましょう。
このチャレンジを選択しておくと、走行時の獲得標高が勝手に積み上げられて行って、規定値の50,000m(!!!)に達したら、トロンバイクをゲットすることが出来ます。
チャレンジを選択していない間に走行した獲得標高は計上されませんので、Zwiftを始めたらまずはこのチャレンジを選択することを忘れないようにしておきましょう。
5万mなので、かなりの期間がかかりますので、気長に・・・。
チャレンジを選択していることによるデメリットは特にありませんので、安心してチャレンジを選択しましょう。
チャレンジの選択の仕方は以下を参考にしてください。
FTP測定
自身のFTPが分からない方は、FTPを測定してみましょう。
Zwiftでワークアウトをするにも、レースをするにも、FTPが分からないことには始まりません。
実走ですでに計測済みの方も、ローラーだとまた違った値になるかもしれませんので、ZwiftでもFTPを計測してみるのといいと思います。
ZwiftワークアウトのFTP Test、FTP Test(shorter)、Ramp Test、Ramp Test Liteどれでもいいのでやってみましょう。
FTP Testはどちらも20分間全力、Ramp Testは1分ごとに増えていくパワーに限界までしがみつく、という測定方法になります。
初心者の方は特に20分間全力は中々ペース配分も難しいので、FTP TestよりもRamp Testの方が良いかもしれません。
女性や子供であまり運動をしていない方は、Ramp TestでもLiteの方を選択した方がいいでしょう。
FTP Testの方を実施する場合は、FTPの初期設定は男性120w、女性70wぐらいにしておけば少なくとも高すぎてウォーミングアップで疲れ果てる・・・、ということはないはずです。
ワークアウト
走力を伸ばしたい方は、ワークアウトを実施してみましょう。
単発のワークアウトであれば、定番のSST(Short)から初めて、Med、Longとステップアップしていくといいと思います。
ただ、Longは2時間20分とかなり長いので、ライトに楽しみたい方は無理に実施しなくてもいいと思います。
- SST(Short)は、 Less than 60 minutes to burn のカテゴリー内にあります
- SST(Med)は、 60-90 minutes to burn のカテゴリー内にあります
- SST(Long)は、 90+ minutes to burn のカテゴリー内にあります
自転車に乗ることを習慣化させたい場合は、トレーニングメニューを選択するのも良いです。
緩めのフィットネスメニューであれば6wk Beginner FTP Builder、しっかりトレーニングしてみたいなら4wk FTP Boosterがおすすめです。
レース
Zwiftに少し慣れてきたら、レースに参加してみましょう。
現実のレースに参加するとなったら、準備とか心構えも必要ですが、Zwiftレースの場合は全然気軽に参加できます。
カテゴリーさえ間違えなければ、特に難しいことはないので、レースに参加して全力で走ればOKです。
レースを始め、イベントに参加するのであれば、Companionアプリを導入するのがおすすめです。
Companionアプリがなくてもレースに参加することは出来るのですが、Zwiftアプリからだとイベントの詳細が確認できなくて、レース内容を確認して選ぶのには不向きですので、ぜひCompanionアプリは導入してみましょう。
カテゴリー分けは、基本的に以下の通りとなっています。
- A:4.0wkg以上
- B:3.2 ~ 4.0wkg
- C:2.5 ~ 3.1wkg
- D:2.4wkg以下
上記の数値は、PWR(パワーウェイトレシオ)です。
PWRは以下の通り計算します。
FTP(w) ÷ 体重(kg)
体重50kgで、FTPが180wの場合、180 ÷ 50 = 3.6wkgとなります。
3.6wkgの場合、レースに参加する場合はBカテゴリー以上で参加するようにしましょう。
ある程度トレーニングしている方でなければ、最初はDかCカテゴリーでの参加になるかと思います。
レースにエントリーしたら、通常通りライドを開始しましょう。
レースの時間が近づけば、自動的に参加を促すポップアップが出てきますので、参加するを選択するだけでレース会場へと自動的に移動(ワープ)します。
Zwiftレースはスタート直後は5~6wkgくらいの強烈なスタートダッシュがあるので、気を抜いてると秒で千切れます。
慣れないうちは千切れて当たり前なので、気にしないようにしましょう。
ZwiftPowerへの登録
レースが楽しかったら、ZwiftPowerに登録しておきましょう。
ZwiftPowerとは、Zwiftのレース予定や結果を見ることが出来る外部サイトです。
登録しておけば色んな情報が閲覧できて色々便利です。
使い方を覚えるのは追々で良いので、とりあえず登録しておくと良いです。
レースにそんなに興味ない方は、登録してなくてもいいと思います。
チームに加入
Zwiftに慣れてきたら、チームに加入してみるのがおすすめです。
チームというとちょっとハードルが高そうな気もしますが、ライトに参加できるチームもいっぱいありますので、気軽に参加可能です。
チームに参加することのメリットとしては、
- 情報交換の場ができる
- ライバルができる
- モチベーションになる
- Zwiftでいくつか開催されているチーム対抗のレースに参加できる
などがあるかなと思います。
また、今後はZwiftでクラブ機能がより一層強化されていくようですので、それを楽しむためにもどこかしらのチームに参加しておくといいでしょう。
チームの紹介は以下のサイトが詳しいので気になる方は見てみてください。
勝手わからない方はどのチームから参加すればよいか分からないかと思いますので、そのチームが開催しているZwiftイベントがあれば、それに参加してみるのがいいと思います。
おすすめは、私も参加している日本最大のZwiftチーム、JETTさんのイベントです。
シレっとイベントに何回か参加して、気が向いたらFacebookページに参加して、気が向いたらコミュニケーション取ってみればいいと思いますw
Facebook「Japan eSports Tempting Team」
また、JETTさんのイベントには、他のチームの方も多く参加していますので、そこで知り合いを作って…というのもありかなと思います。
チームに参加することのデメリットとして、煩わしさや、コミュニケーションを取らなければならないという点が思い浮かぶかと思いますが、少なくともJETTさんの場合はシレっと参加できるので、人見知りで集団行動が嫌いな私も苦がなく参加できていますw
私の場合は、
- なんとなくJETTさんのイベントにちょくちょく参加するようになる
- シレっとFacebookページに参加してみる(無言(ぉぃ
- 半年くらいFacebookの方は放置
- シレっとZwift Duathlon Leagueのチームに参加
- 気が向いた時だけコメント
- 何となくDiscordにも参加
という感じです。
(本当に色々大丈夫なのだろうか・・・w)
まとめ
Zwiftを始めたらやっておきたいことを、7つまとめてみました。
結構始めたての頃って、何やっていいのか分からなかったり、レースに参加していいのかどうか不安だったりすることもあると思います。
実際には、やってみると全然心配いらなかったりすることがほとんどですので、少しでも参考になれば幸いです。
やっておきたいことには上げていませんが、積極的にレースに参加していこうと思うなら、不正を疑われないためにも、早めに心拍センサーを導入しておくと良いでしょう。